システム要件、ライセンス、インストール手順、BigFixの構成および保守の方法について理解してください。
管理対象のネットワークにあるすべてのコンピューター (コンソールを実行するコンピューターを含む) に BigFix クライアントをインストールします。
クライアント適用ツール (CDT) を使用すると、Windows、UNIX、および Mac ターゲット・コンピューターをインストールできます。
重要なシステムを、最新で、互換性があり、かつセキュリティー上の問題がない状態に保つために対処すべき問題はますます複雑になっていますが、BigFix はそれらを解決することを目的としています。この製品は、特許を取得した Fixlet テクノロジーを使用して、企業内の脆弱なコンピューターを特定します。マウスを数回クリックするだけで、中央コンソールから、ネットワーク全体で問題のあるコンピューターを修正することができます。
BigFix プラットフォーム V10 は、異なるコード・ページと言語で適用された BigFix クライアントからデータを収集して UTF-8 形式にエンコードし、そのデータを BigFix サーバーに返します。
以下の適用のシナリオは、実際のケース・スタディーから得られたいくつかの基本的な構成を示しています。
BigFix は、最小のサーバー、ネットワーク、およびクライアントのリソースを使用して効率的に実行されます。
製品をインストールする前に、評価版インストールと正規版インストールのどちらを行うかを決定してください。
BigFix をインストールして使用する前に、ライセンス・キーを取得する必要があります。
インストールを実行する前に以下のトピックを読み、必要な作業を行ってください。
用語と管理役割について理解すると、許可を受けて、プログラムをインストールする準備が整います。
用語と管理役割について理解すると、実際に許可を受けてプログラムをインストールする準備が整います。
クライアント適用ツールからターゲット・コンピューターを正常に適用するには、ターゲット・オペレーティング・システムに基づき、次の前提条件が満たされているか確認します。
クライアント適用ツール・ウィザードは、BigFix バージョン 9.5 パッチ 7 で導入されました。
クライアント適用ツール Fixlet は、BigFix バージョン 9.5 パッチ 5 で導入されました。
この手順を実行するための前提条件として、BigFix コンソールがインストールされていないことを確認してください。コンソールがすでにインストールされている場合、BES クライアント適用ツールは console_dir\BESClientDeploy フォルダー内にすでにインストールされています。
console_dir\BESClientDeploy
クライアント適用ツールのユーザー・インターフェースを使用したクライアント・コンピューターの適用はサポートされなくなりました。このオプションは、Windows システムでのみ使用可能です。クライアント・コンピューターをインストールするには、コンソールからクライアント適用ツール・ウィザードまたは Fixlet を使用します。
クライアント適用ツールを使用し、Fixlet を実行してターゲット・コンピューターを適用した後、一部のターゲット・コンピューターが正しく適用されなかった場合、クライアント適用ツールのディレクトリーとその内容を確認できます。
クライアント適用ツールが起動されるたびに、ログ・ファイルが作成されます。
クライアント適用ツールのターゲット・ログ・ファイルを BigFix サーバーにアップロードする手順。
クライアント適用ツールを使用すると、BigFixバージョン 9.5.5 でサポートされているすべてのプラットフォームに BigFix クライアントをデプロイできます。また、クライアント適用ツールを使用して、古い BigFix クライアント・バージョン 9.1 および 9.2 をデプロイすることもできます。
クライアントを AIX にインストールする方法。
BigFix クライアントは、常に、各コンピューターでクライアント・インストーラーを手動で実行することによってインストールできます。
Mac クライアントをインストールする方法。
前提として、すべての Solaris エージェントには、SUNWlibC パッケージがインストールされている必要があります。
各コンピューターでクライアント・インストーラーを実行することにより、BigFix クライアントを手動でインストールすることができます。
組織で、CD 上の特定のビルド・イメージまたは共通操作環境 (COE) か、あるいは新規コンピューターの準備に使用されるイメージを使用している場合、クライアントをこのビルドに含めることができます。
BigFix クライアントをスナップショットからロールバックまたはリストアした場合、次回クライアントがそれ自体を BigFix サーバーに登録すると、クライアントは新しいコンピューター ID を受け取ります。古いコンピューター ID を持つ BigFix クライアントは、同じコンピューター ID を使用してレポートしないため、非アクティブになります。その結果、BigFix コンソールに同じコンピューターの重複したエントリーが表示されます。さらに、影響を受けるコンピューターは、以下を含むすべての情報を失います: アクション履歴、ディスカバリーなど。
クライアントがインストールされたら、出力されるすべてのレポートを暗号化して、クレジット・カード番号、パスワード、およびその他の機密情報などのデータを保護するように、クライアントをセットアップすることができます。
インストールを実行したら以下のトピックを読み、必要な作業を行ってください。
リレーにより、インストールのパフォーマンスを大幅に向上させることができます。
ISO イメージのダウンロードから、BigFix 仮想リレーの完全なセットアップおよび構成まで、仮想マシンを構築するために必要なステップバイステップの操作のシーケンスに従ってください。
企業がプロキシーを使用してインターネットにアクセスする場合、 BigFix 環境ではその通信パスを使用して、サイトからコンテンツを収集できます。
BigFix サーバーとデータベース・ファイルの定期的なバックアップ (通常は夜間バックアップ) をスケジュールしておくと、問題が発生したときに最新バックアップをリストアすることにより、生産性やデータを失うリスクを低減できます。
始める前に
SQL Server データベース・インスタンスのパフォーマンスは、多くの場合、小さな調整によって改善できます。パフォーマンスは、単純な見落としによって低下することもあります。実際、SQL Server の一部の並列処理設定のデフォルト値は準最適です。さらに、ハードウェアのアップグレード後に、これらを再調整する必要があります。特に SQL Server が仮想マシン (VM) でホストされている場合、不適切なハードウェア構成からその他の問題が発生することがあります。
このセクションでは、既知の制限と考えられる回避策について説明します。
このセクションでは、BigFix コンポーネントと関連付けられたログ・ファイルについて説明しています。
各種オペレーティング・システムにインストールされた BigFix クライアントをアンインストールするには、次の各セクションを参照してください。