クライアントでの暗号化の有効化
クライアントがインストールされたら、出力されるすべてのレポートを暗号化して、クレジット・カード番号、パスワード、およびその他の機密情報などのデータを保護するように、クライアントをセットアップすることができます。
注: クライアント用に暗号化を有効にする前に、適用環境で暗号化を有効にしておく必要があります。特に、最初に適用環境を設定せずに必須オプションを有効にした場合、クライアントは動作を停止します。
暗号化を有効にするには、以下の手順に従います。
- BigFix コンソールを開きます。
- 「BigFix 管理」ドメインから、「コンピューター管理」フォルダーを開き、「コンピューター」ノードをクリックします。
- 暗号化を使用するコンピューターまたはコンピューターのセットを選択します。
- 右クリック・コンテキスト・メニューから、「コンピューター設定の編集」を選択します。
- 「設定の編集」ダイアログから「追加」をクリックします。
- 「カスタム設定を追加」ダイアログで、設定名を次のように入力します。
_BESClient_Report_Encryption (名前の先頭がアンダーラインであることに注意してください)。
以下に、この設定で使用できる 3 つの値を示します。
- 必要な
- クライアントが常に暗号化を行います。マストヘッドに使用可能な暗号化証明書がない場合、または対象のコンピューター (リレーまたはサーバー) が暗号化を受け入れることができない場合、クライアントはレポートを送信しません。
- optional
- クライアントは、可能な場合は暗号化を行い、暗号化できない場合はレポートを平文で送信します。
- なし
- 暗号化証明書が存在する場合でも、暗号化は行われません。この設定により、暗号化を有効にした後で、暗号化をオフにすることができます。
- 「OK」をクリックして値を受け入れ、再度「OK」をクリックして設定を完了します。設定アクションを適用するには、秘密鍵パスワードを入力する必要があります。
暗号化に関する追加情報については、暗号化を参照してください。