サービス・プロバイダー環境の推奨事項

サービス・プロバイダー機能は、異なるコンピューター・セットに対して個別のサブキャパシティー・レポートを作成するために使用されます。このようなレポートは、コンピューター・グループごとに作成することができます。デフォルトでは、新しいコンピューター・グループで PVU および RVU MAPC の消費量の計算は無効になっています。これを有効にすると、コンピューター・グループはサブキャパシティー・コンピューター・グループになり、独自のサブキャパシティー・レポートを持つことができます。しかし、これはサブキャパシティー計算の数が増加するため、パフォーマンスに影響を及ぼします。

10 個を超えるサブキャパシティー・コンピューター・グループを作成する場合は、CPU リソースの使用を調整し、BigFix Inventory のデフォルト構成を調整します。サブキャパシティー・コンピューター・グループの最も重要なプロセスは集約および再集約です。これらのプロセスのパフォーマンスは、計算に対して実行できるスレッドの最大数によって異なります。デフォルトは 2 です。使用可能なスレッドの数を増やすことにより、パフォーマンスを向上させます。

使用可能なスレッド数を増やすには、maxAggregationThreads パラメーターおよび maxReaggregationThreads パラメーターの値を指定します。これらのパラメーターの値を指定するには、BigFix Inventory にログインして、「管理」 > 「詳細サーバー設定」に移動します。通常、スレッドごとに 2 つのプロセッサー・コアをデータベース・サーバーに用意する必要があります。例えば、集約プロセス自体に 12 個のプロセッサー・コアを提供できる場合は、 maxAggregationThreads=6 を指定して、スレッド数を 6 に増やします。詳しくは、こちらを参照してください:サーバーの詳細設定