BigFix Inventory のインフラストラクチャーを計画し、 最適なパフォーマンスを実現するためにアプリケーション・サーバーを構成する方法について説明します。以下のガイドラインは、ビッグ・データ環境にも、低パフォーマンス・ハードウェア上で実行されている小規模な環境にも当てはまります。
インフラストラクチャーのパフォーマンスを最適化するために、スキャンおよびインポート・アクティビティーを改善する方法について説明します。
BigFix Inventory サーバーのパフォーマンスに影響する主な要因は、アプリケーション・サーバーと DB2 データベースが稼働している基底のインフラストラクチャーのパフォーマンスです。推奨要件が満たされていることを確認する必要があります。
スキャンおよびインポートを実行する際には、ベスト・プラクティスを適用して、インフラストラクチャーが効率的に動作するようにしてください。
パフォーマンス上の問題が発生しないようにするには、インフラストラクチャー内のコンピューターをスキャン・グループに分割し、スキャン・スケジュールを適切に設定する必要があります。最初にベンチマーク・スキャン・グループを作成して、最適なインポート時間を実現するために異なる構成を試すことができるようにする必要があります。ベンチマーク・グループでインポート時間に問題がなければ、インフラストラクチャーの残りの部分を類似のスキャン・グループに分割することができます。
インフラストラクチャーのパフォーマンスを向上させるために実行する必要があるその他のタスクについて説明します。
中規模および大規模環境で最も一般的なパフォーマンスの問題の考えられる原因を知ることができます。これらの問題に関するヒントおよび既知の解決策に従って、システムを正常な形に保ち、パフォーマンスの問題を回避してください。
BigFix Inventory REST API を使用して、ご使用の環境のコンピューター・システム、ソフトウェア・インスタンス、およびライセンス使用状況に関連する大量のデータを取り出すことができます。その後、このようなデータを他のアプリケーションに渡して、さらに処理したり分析したりすることができます。