ライセンスを使用した Podman コンテナーの構成
コンテナーを使用して CLI セッションを開始し、スキャンを実行できるようにするには、有効なライセンスを使用して事前に Podman コンテナーを構成しておく必要があります。次のいずれかの方法で、必要なライセンス情報を指定します。
- コンテナー作成コマンドの各変数を
--envパラメーター (--env <name=value>) の一部として指定します。例:podman run -it --rm --env AS_LICENSE_URL=<license_server_url> hcl/appscan/source/cli:10.10.0注: サポートされる構成変数の詳細については、「コンテナー作成時にサポートされる構成」を参照してください。 - ファイル内の 1 つ以上のサポートされる変数を名前値ペアとして指定し、次に
file-pathパラメーター (--env-file) の一部として--env-file <file-path>を指定します。例:- ファイルの内容として変数を指定し、ファイルを作成します。
> vi ./env.list > AS_LICENSE_URL=<license_server_url> - 次のコンテナー作成コマンドでファイルを指定します。
podman run -it --rm --env-file ./env.list hcl/appscan/source/cli:10.10.0
- ファイルの内容として変数を指定し、ファイルを作成します。
注: バージョン 10.3.0 で、AppScan® Source は Podman を使用したコンテナー化をサポートしています。Docker は Red Hat Enterprise Linux 8 と 9 ではサポートされていないため、ホストで RHEL 8 または 9 が実行されている場合、Podman を使用してください。Podman は主要なすべての Docker コマンドをサポートしています。このトピックの例の Docker を Podman に置き換えて、Podman 環境でコンテナーを作成してスキャンします。