Helm の構成
このセクションでは、Helm の構成について説明します。
このタスクについて
Helm を構成するには、以下を実行します。
手順
-
helm ディレクトリーに移動し、グローバル構成を編集します。
デプロイメントに固有の
values.yamlファイルを構成します。以下は重要なフィールド、説明、該当する場合のデフォルト値になります。- server_host_name
これはユーザーが Web ブラウザーを介してアクセスする場合と同じシステムの完全修飾ホスト名として定義されるべきです、デフォルトは
meetings.company.com - jwtCookieDomain
これは完全修飾ホスト名のドメイン部分として定義されるべきです。Sametime プロキシ・デプロイメントでのシングル・サインオンに使用されます。例えばプロキシが
webchat.company.comで、ミーティング・サーバーがmeetings.company.comの場合、2 つのデプロイメント間で Cookie を共有できるようになるように Cookie ドメインはcompany.comであるべきです。デフォルトは空です。つまり、SSO が構成されていません。 - sametimeProxyHost
これは Sametime プロキシ v11.6 ホストの解決可能な名前または IP アドレスです。デフォルトは空です。
- sametimeProxyPort
これは Sametime プロキシ v11.6 ホストのポートです。デフォルトは
443です。 - idpUrl
SAML が認証に使用される場合、これはその構成の IDP URL になります。デフォルトは空です。
- jvbPort
これはデプロイメントで使用されるメディア・ポートです。デプロイメントで使用される Kubernetes NodePort を定義します。値はノード・ポート範囲構成を専門にしている場合を除き、30000 から 32767 の範囲内にする必要があります。デフォルトは
30000です。 - privateIp
これはサーバーにアクセスするネットワーク・アドレスです。
- numberOfRecorders
これは固定数のレコーダーで、特定の静的デプロイメントに対して一度に記録できるミーティングの数を制限します。この値は、ホストで設定した仮想サウンド・デバイスの数と一致している必要があります。
クラウド・プロバイダーにデプロイする場合、ポッドからノードの 1 対 1 構成を想定して、レコーダー・ノード・グループ内の最小ノード数と一致するレコーダーのデフォルト数になります。レコーダー・ノードの数は、必要に応じてこの最小サイズからレコーダー・ノード・グループの最大サイズまで増加します。デフォルトは
5です。 - recordingsExpireInDays
ミーティング録画をダウンロード/再生できる日数です。デフォルトは
3です。 - recordingsClaim
これはミーティング録画用のストレージ・ボリュームを定義する永続ボリューム・クレームの名前です。デフォルトは
sametime-meetingsです。 - imageRepo
これは Sametime ミーティング Docker イメージがある Docker リポジトリーです。クラウド・プロバイダーのイメージ・レジストリーや独自のプライベート・レジストリーを使用する場合は、この設定をそのイメージ・レジストリーのベース名に更新する必要があります。デフォルトは
sametime-docker-prod.cwp.pnp-hcl.comで、各 kubernetes ノードで./load.shスクリプトをデフォルト構成で実行したと想定されます。
- server_host_name
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Helm グラフをデプロイします
helm install sametime-meetings .注:- このコマンドでは、ユーザーが helm ディレクトリー内に存在すると想定されます。
.は現行ディレクトリーを表します。 sametime-meetingsの代わりにデプロイメントの記述名を選択できます。-n or --namespaceオプションを使用して、名前空間にアプリケーションをデプロイすることもできます。最初に、kubectl create namespaceを介して名前空間を作成します。
- このコマンドでは、ユーザーが helm ディレクトリー内に存在すると想定されます。