ホスト上の仮想サウンド・デバイスの構成

各 jibri インスタンスには、ホスト上の固有の ALSA ループバック・デバイスへのアクセスが必要です。これを行うには、jibri ポッドをホストするノードで以下の一連のコマンドを実行します。

注: ノード起動テンプレートのカスタム AMI と起動スクリプトではサポートが既に有効になっているため、AWS ノードまたは GKE ノードではこのステップは不要です。

単一ノードの Kubernetes または Docker-compose デプロイメントでは、複数の jibri インスタンスを実行できますが、ノード上に同じ数の ALSA ループバック・デバイスが必要です。

たとえば、以下のコマンドはノード上で 5 つのレコーダーを実行できるようにデバイス設定を更新します。 

# configure 5 capture/playback interfaces
echo "options snd-aloop enable=1,1,1,1,1 index=0,1,2,3,4" > /etc/modprobe.d/alsa-loopback.conf
# setup autoload the module
echo "snd_aloop" > /etc/modules-load.d/snd_aloop.conf
# load the module
modprobe snd-aloop
# check that the module is loaded
lsmod |grep snd_aloop
注: ミーティングの記録では大量のリソース (特に CPU リソース) が消費されます。そのため、記録に対してリソースをオーバーコミットすることに注意を払う必要があります。特に、単一ノードの Kubernetes デプロイメントを使用している場合、マスター・ノードの CPU 使用量が多いとクラスターの障害が発生します。