ミーティング向け Sametime コミュニティーを有効にします。
HCL Sametime コミュニティー 11.6 では、Sametime ミーティングを有効にする新しいユーザー・ポリシーが追加されました。
このタスクについて
- Sametime ミーティング・ポリシーを有効にする
- JWT 構成を作成する
Sametime ミーティング・ポリシーを有効にする
- Sametime コミュニティー・サーバーのインストール・ディレクトリーにあるポリシー.user.xml を編集します。
- im の下の im.meetingsEnabled パラメーターを見つけ、これを 1 に設定します。このポリシーは、匿名ポリシーと、存在する可能性がある追加ポリシーに対して有効にできます。
JWT 構成を作成する
注: ネットワーク・タイム・プロトコル (NTP) または類似のサービスを使用して、サーバー間でクロックが同期化される必要があります。これは、Web トークン (JWT) を使用するミーティング JSON では特に重要です。
Docker の場合
Sametime コミュニティー とプロキシ―の手順で、ミーティング・サーバーのインストール時に提供されたGENERATE_SECRET 値のシークレット値をコピーして使用します。
インストール時にこの値が保存されていない場合は、以下の手順に従って再作成できます。
- .env ファイルから JWT_APP_SECRET の値をコピーします。
- この JWT_APP_SECRET 値を使用して、Linux シェルから以下のコマンドを実行します。
echo -n <JWT_APP_SECRET> | base64 -w 0 - このコマンドの値 (出力) は、以下のステップで sametime.ini と stproxyconfig.xml の「GENERATED_SECRET」になります。注: このパラメーターでは大/小文字が区別されます。
Sametime ミーティング・サーバー・フォルダーで、Linux シェルから ./prepareDeployment.sh コマンドを実行します。このコマンドを実行した後、helm/templates/meetings-secrets.yaml には、このデプロイメントに固有の秘密情報が含まれる可能性があります。sametimeJwt 値は、JwtSecret データ・オブジェクトで見つけることができます。以下のステップの sametime.ini と stproxyconfig.xml で、この値は「GENERATED_SECRET」になります。
Sametime コミュニティー
- Sametime コミュニティー・サーバーのプログラム・ディレクトリにある sametime.ini ファイルを編集します。
- [config] の下に以下を追加します。
JWT_SECRET=GENERATED_SECRET - [st-bb-names] の下で以下を変更します。
ST_AUTH_TOKEN=notes To: ST_AUTH_TOKEN=Fork:Jwt,notes注: このパラメーターでは大/小文字が区別されます。 - SAML 認証を使用している場合は、Saml を追加します。
ST_AUTH_TOKEN=Fork:Jwt,Saml,notes
注: このパラメーターでは大/小文字が区別されます。