単一ノード・デプロイメント用の永続ストレージの構成
この手順では Kubernetes 環境でミーティング録画ポッド用に永続的なローカル・ノード・ストレージを設定する簡単な方法について説明します。
このタスクについて
この手順では、meetings-recording.node を実行している単一のワーカー・ノードが存在し、ノード自体の使用可能なディスク・スペースから永続性がマッピングされている必要がありますが、Kubernetes 環境での永続性の管理はかなり複雑です。そのため、ネットワーク・マウントや Elastic Cloud Storage の使用など、ニーズに合ったソリューションを見つける必要があります。
手順
- sametime_meetings.zip ファイルを解凍し、抽出されたファイルを使用してディレクトリーに移動します。抽出されたファイルには、以下のステップで使用される yaml 構成ファイルが含まれます。
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ワーカー・ノードから以下のコマンドを実行して、ホストにマウント・ポイントを作成します。
sudo mkdir -p /mnt/disk/vol1 sudo chcon -Rt svirt_sandbox_file_t /mnt/disk/vol1 sudo chmod 777 /mnt/disk/vol1 -
以下のコマンドを実行して、ローカル・ストレージ・クラスを作成します。
kubectl create -f kubernetes/storage/single-node/storage-class.yaml -
解凍したファイルがあるディレクトリーから、kubernetes/storage/single-node/persistent-volume.yaml ファイル内の以下の設定を編集します。
- REPLACE_WITH_NODE_NAME の値を単一ノード名に置き換える。
- capacity: storage: 値を調整して、必要なストレージのニーズを反映させる。
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以下のコマンドを実行して永続ボリュームを作成します。
kubectl create -f kubernetes/storage/single-node/persistent-volume.yaml -
以下のコマンドを実行して、永続ボリューム・クレームを作成します。
kubectl create -f kubernetes/storage/single-node/persistent-volume-claim.yaml