Docker デプロイメント用の追加ホストの定義

このセクションでは Docker デプロイメント用の追加ホストの定義について説明します。

このタスクについて

CentOS 8 では、ホスト名が正しく解決されない場合があるという報告があります。DNS でホスト名を IP アドレスに解決できない場合は、構成で手動で定義できます。これらのステップは、サポートされるすべての Linux バージョンで機能します。

注: yml ファイルを変更する場合、これらのエントリーのインデントはスペースで、タブではありません (タブは使用しないでください)。これらのエントリーは、正確に 1 行に表示する必要があります。“networks:” の配置は “extra_hosts:” の参照として使用し、“sametime.test:” の配置は “-” の参照として使用します。

手順

編集モードで docker-compose.yml を開きます。
ファイルの auth: セクションを見つけます。以下の後の auth セクションの下部
```
networks:  
          
          sametime.test:  
          
          aliases:  
          
          - meeting-auth  
```
追加:
```
 extra_hosts:  

            - "<stproxy_host_name>:<stproxy_ip_address>" 
```
ここで <stproxy_host_name> は Sametime プロキシ・サーバーの完全修飾ホスト名であり、<stproxy_ip_address> は Sametime プロキシ・サーバーの IP アドレスです。
ファイルの recordings: セクションを見つけます。以下の後の記録セクションの下部
```
networks: 

            sametime.test: 
```
追加:
```
extra_hosts:  

            - "<stproxy_host_name>:<stproxy_ip_address>" 
```
nginx を探します。セクションを見つけます。以下の後の nginx セクションの下部
```
networks:  

            sametime.test:  

                aliases:  

                    - ${XMPP_DOMAIN} 
```
追加:
```
extra_hosts:  

            - "<stproxy_host_name>:<stproxy_ip_address>" 
```
以下の後の jvb セクションの下部
```
networks:  

            sametime.test:  
```
追加:
```
extra_hosts:  

            - "stun.l.google.com:209.85.144.127"  

            - "stun1.l.google.com:172.217.192.127"  

            - "stun2.l.google.com:66.102.1.127"  
```
注: Google STUN サーバーのホスト名を解決し、地域に対応する IP アドレスを使用します。Google STUN サーバーを使用していない場合は、別の STUN サーバー・ホストを定義することもできます。
カタログで、以下を行います。section. 以下の後のカタログ・セクションの下部
```
networks:  

            sametime.test:  
```
追加:
```
extra_hosts:  

            - "<mongoDB_host>:<mongoDB_IP_Address" 
```
ここで <mongoDB_host> は MongoDB サーバーの完全修飾ホスト名であり、 <mongoDB_IP_Address> は MongoDB サーバーの IP アドレスです。
書式設定を確認し、インデントを修正します (スペースを使用)。
変更を保存します。
「Docker での Sametime ミーティングのインストール」の残りの手順を使用して、サーバーをインストールまたは再インストールします。