Docker のインストール
このセクションでは、Docker のインストールに関する情報を提供します。
始める前に
- HCL Sametime コミュニティー 11.6
- HCL Sametime プロキシ 11.6
- MongoDB で使用可能な接続
このタスクについて
提示されているコマンドはすべて、ROOT または SUDO アクセスとして実行する必要があります。root ユーザーとして実行されていない場合は、すべてのコマンドの前に「sudo」を付してください。
Docker をデプロイするには:
手順
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Docker Compose をインストールする前に、環境に応じて Docker Engine がローカルまたはリモートにインストールされていることを確認してください。Linux システムの場合、「Docker Engine のインストール」の資料で提供されている、お使いの OS 用の Docker Engine をインストールします。
CentOS に Docker Engine のインストール資料を実行する例があります。
注: CentOS は Docker がインストールされていますが、必須となる最新バージョンではありません。Docker バージョン 9.03.13 以降をインストールします。- Docker Engine の資料で提供されている yum remove コマンドを使用して、古いバージョンをアンインストールします。
- リポジトリーを使用して Docker Engine をインストールします。最初に yum-config-manager ユーティリティーを提供する yum-utils パッケージをインストールします。次に、stable リポジトリーをセットアップします。
$ sudo yum install -y yum-utils
$ sudo yum-config-manager \ --add-repo \ https://download.docker.com/linux/centos/docker-ce.repo
- 最新バージョンの Docker Engine とコンテナーをインストールします。
$ yum install docker-ce docker-ce-cli containerd.io
この時点で、Docker はインストールされますが、開始はしない場合があります。
- Docker を開始します。
$ systemctl start docker
- hello-world イメージを実行して、Docker Engine が正しくインストールされていることを確認します。
$ docker run hello-world
注: 「Docker Compose のインストール」 のようなリンクを右クリックし、「タブでリンクを開く」 を選択した場合は、これらのタスクを実行してからそのタブを閉じて、次のステップを簡単に開始できます。 - Docker Engine の資料で提供されている yum remove コマンドを使用して、古いバージョンをアンインストールします。
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「Docker Compose のインストール」の資料で提供されている手順とコマンドに従って Docker Compose をインストールします。
注: Docker Compose 1.29 以降が必要です。CentOS に Docker Compose のインストール資料を実行する例があります。
- Linux システムでの Compose のインストール
$ curl -L "https://github.com/docker/compose/releases/download/1.29.0/docker-compose-$(uname -s)-$(uname -m)" -o /usr/local/bin/docker-compose
- 実行可能な権限をバイナリーに適用します。
$ chmod +x /usr/local/bin/docker-compose
- インストールをテストします。
$ docker-compose --version
- Linux システムでの Compose のインストール
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インストールが完了したら、次の Linux シェル・コマンドを使用して Docker が実行され、Docker 情報が返されることを確認します。
> docker info
Docker が実行していない場合、 info コマンドでは接続不可のエラーが発生します。
Docker サービスを開始するには:
$ service docker start