すべての Sametime Community Server にクラスタ文書をコピーする
各 Sametime コミュニティー・サーバークラスターには、クラスター内のいずれかの Sametime サーバーで作成されたクラスター情報文書が存在します。サーバーがクラスターの一部でない場合でも、Sametime コミュニティー内のすべてのサーバーには、このクラスター情報文書のコピーが必要です。この文書により、ホームサーバーの割り当てに関わらず、プレゼンス (在席確認) 機能とインスタントメッセージ機能をコミュニティー内の他のすべてのユーザーと共有できるようになります。
このタスクについて
1 つのコミュニティーに複数のクラスタが存在する場合は、複数のクラスタ情報文書が存在します。コミュニティー内のすべてのサーバーについて、これらすべての文書のコピーが必要です。場所ごとに個別のクラスターを作成すると、より効率的です。こうすることにより、WAN 接続全体でリアルタイムにデータベースが複製されるのを避けることができます。
例えば、ダブリンにあるオフィスのユーザー用にクラスターを作成し、パリにあるオフィスのユーザー用に別のクラスターを作成できます。
コミュニティー内の他のすべての Sametime Community Server に各クラスタ情報文書をコピーするには、以下の手順を実行します。
注: 設定データベースは複製しないでください。設定データベースには、コミュニティー内のすべての Sametime サーバーに複製できないフィールドがあります。
手順
- 作成したクラスタを定義するクラスタ情報文書が含まれる Sametime 設定データベース (stconfig.nsf) が開いていなければ、ここで開きます。
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クラスタ情報文書をコピーします。
- 設定データベースの [Form Name] 列で [Cluster Information] を見つけます。
- [Cluster Information] - [Last Modified Date] 列で、コピーするクラスタ情報文書を表す日付を右クリックします。
- [コピー] を選択します。
- 「ファイル」 > 「閉じる」をクリックして、設定データベースを閉じます。
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クラスタ情報文書をコミュニティー内の各 Sametime サーバーの設定データベースに貼り付けます。
- Notes クライアントで、 「開く」 > 「アプリケーション」 > 「アプリケーションを開く」をクリックします。
- [サーバー] フィールドに、コミュニティー内の他の Sametime サーバー名を 1 つ入力します。
- 「オープン」をクリックします。
- [データベース] リストで、設定データベース (stconfig.nsf) を選択します。
- 「オープン」をクリックします。
- 「編集」 > 「貼り付け」をクリックして、指定した Sametime サーバーの設定データベースにクラスター情報文書を貼り付けます。設定データベースの [Form Name] セクションの [Last Modified Date] 列に、文書名と日付が表示されます。
- 設定データベースを保存して閉じます。
- Sametime コミュニティー内の各 Sametime サーバーで、ステップ 3 を繰り返します。
- すべてのクラスタ情報文書がコミュニティー内のすべてのサーバーにコピーされるまで、この一連のステップを繰り返します。