Web ページウィジェットを作成する方法

特定の Web ページで単一のフォームを使用して、デフォルト値、選択した Live Text、その他の選択したテキストに対してアクションを実行するウィジェットを作成することができます。または、Web ページ全体に基づいてアクション (複数可) を実行できるウィジェットを作成できます。オプションで、Web ページアクションを使用する前にユーザー認証を求めることもできます。

手順

  1. 新規ウィジェットの基になり、アクションの実行に使用するターゲットの Web ページを開きます。
    注: HCL Notes® を使用する場合、[ファイル] > [プリファレンス] > [Web ブラウザ] > [このクライアントに組み込まれているブラウザを使用する] というメニューシーケンスを使用して、組み込みの Web ブラウザを有効にします。
  2. [現在のコンテキストからウィジェットを構成] ツールバーボタンをクリックし、ウィザードを開始します。

    ウィザードによりアクティブなコンテキストが示され、Web ベースのウィジェットを作成することが認識され、適切なウィザードパネルが開始されます。

    または、[ウィジェットを開始] ツールバーボタンをクリックして、[Web ページ] を選択できます。

  3. 次のいずれかのオプションを選択し、[次へ] をクリックして、[Notes からウィジェットを構成] ダイアログを開きます。この例では、[この Web ページ上のフォームから] をクリックします。
    • この Web ページ:... (HTTP GET)

      ターゲットの Web ページからウィジェットを作成できます。

    • [この Web ページ上のフォームから:...] (HTTP POST)

      ターゲットの Web ページ上の単一フォームにデータを送信するウィジェットを作成できます。

      現在の Web ページから使用可能なフィードがある場合、フィードベースのウィジェットを作成するための追加オプションが表示されます。

    • [検索エンジンの追加]

      開いている Web ページのコンテキストが検索エンジンサイトであり、かつ検索を開始済みの場合、このオプションはウィジェットコンテキストを検索エンジンとして Notes ツールバー検索リストに追加します。また [マイウィジェット] サイドバーパネルにウィジェットも作成します。次のダイアログで選択して、検索リストに含む対象を指定し、オプションで [検索] フィールドのデフォルトを変更します。

    • オプションで、認証が必要な場合、[認証の要求] を有効にし、[次へ] をクリックします。

      [認証の要求] オプションの詳細については、このヘルプのトピック Web ベースのウィジェットの作成時に認証を要求する を参照してください。

  4. プロンプトが表示されたら、ページ上のフォームを選択します。例えば、[このページのフォームの選択] ページと対応するフォームで [フォーム 1] をクリックします。この場合、[このフォーラムの検索] フィールドが緑でハイライト表示されて、対応するフォーラムフィールドであることを示します。

    このページの別のフォームにフォーカスを設定すると、フォーカスが設定されたフォームが緑でハイライト表示され、対応するフォーム番号もハイライト表示されます。

  5. [組み込みブラウザ] オプションの [デフォルト] を受け入れます。
    注: Web ページウィジェットの作成中に、そのウィジェットを外部ブラウザで開くか、指定した組み込みブラウザで開くかを設定できるようになりました。組み込みブラウザのオプションは、認証または非認証の Web ページウィジェットを作成するときに、HTTP GET または HTTP POST の選択肢として選択できます。外部ブラウザのオプションは、非認証の Web ページウィジェットを作成するときにのみ、かつ HTTP GET の選択肢としてのみ選択できます。[組み込みブラウザ] の選択肢は、[デフォルト] (アクティブな組み込みブラウザ)、[Xulrunner][IE] です。
  6. [次へ] をクリックして、[ウィジェットの構成] ダイアログを開きます。
  7. ウィジェット名を指定するか、デフォルトを受け入れます。
  8. ウィジェットで実行する内容を指定し、[次へ] をクリックします。
    • [アクションとしてワイヤリング]

      これにより [ウィジェットの構成アクションのワイヤリング] ダイアログが開き、新規または既存のコンテンツタイプを、ウィジェットプロパティとワイヤリングすることができます。

      注: このオプションをクリックすると、ワイヤリング対象として構成できる使用可能なウィジェットプロパティのリストが開きます。プロパティをワイヤリングできるように構成するには、リストでプロパティを選択します。複数のプロパティをワイヤリング可能に構成するには、[詳細] タブを開きます。
    • [サイドバーパネルとして表示]

      これにより、独自のサイドバーパネルとして、および [マイウィジェット] サイドバーパネルのウィジェットとして、ウィジェットが追加されます。

    • [とりあえずウィジェットを構成するのみ]

      これによりウィジェットが [マイウィジェット] サイドバーパネルに追加され、そこでそれをカタログに公開することができます。

  9. ソースコンテキストに応じて、以下のように [詳細] タブで追加オプションを指定し、[次へ] をクリックして、[ウィジェットの構成アクションのワイヤリング] ダイアログを開きます。
    • [設定] - プロパティをワイヤリングできるようにするときに有効にします。
    • [必須] - このフィールドを使用しなければならないかどうかを指定します。例えば、検索ストリングは必要だが、検索で戻される結果の数は必要ではない、などです。
    • [表示名] - デフォルトを使用するか、新規の名前を指定します。
      注:[表示名] の値は、[ウィジェットの構成アクションのワイヤリング] ページの [ウィジェットプロパティ] フィールドに表示されます。
    • [デフォルト値] - 使用するデフォルト値を指定します。これは特定の Web フォームでこのフィールドに指定できる列挙値のリストからの ENUM 値と等しくすることができます。これにより、デフォルト値を事前に設定できます。
  10. [ウィジェットの構成アクションのワイヤリング] ダイアログで、認識されたコンテンツを使用するかその他のコンテンツを使用するかを指定し、そのコンテンツ (タイプ) を指定して、[コンテンツプロパティ][ウィジェットプロパティ] にワイヤリングします。[コンテンツタイププロパティ] フィールドの入力値は、[新規認識機能] ボタンの横のフィールドである選択したコンテンツ (タイプ) から導き出されます。[ウィジェットのプロパティ] フィールドの入力値は、前の [Notes からウィジェットを構成] ダイアログで選択したフィールドから導き出されます。関連情報については、ウィジェットアクションのワイヤリング方法 を参照してください。
  11. [次へ] をクリックして、[テストと公開] パネルの説明を表示して、[完了] をクリックすると、ウィジェットが作成され、ウィザードが終了します。