Domino® ディレクトリーを使用して新しい LDAP 構造化オブジェクトクラスを作成する

フォームとそれに関連したサブフォームを Domino® ディレクトリーに追加すると、新しい LDAP 構造化オブジェクトクラスが LDAP スキーマに定義され、フォームで作成された文書から LDAP にアクセスできます。ただし、スキーマの拡張方法として Domino® LDAP スキーマデータベースの使用をお勧めします。Domino® ディレクトリーを使用してスキーマを拡張する必要があるのは、Notes® ユーザーまたは Web ユーザーがディレクトリー内の文書からスキーマ要素で定義された新しいエントリにアクセスする必要がある場合のみです。

このタスクについて

フォームで作成された文書から LDAP にアクセスする必要がなければ、ここに記載する手順で新しいフォームを作成する必要はありません。たとえば、ドメインで LDAP サービスを実行する計画がない場合などです。

Domino® ディレクトリーに新しいフォームを追加して LDAP 構造化オブジェクトクラスを定義するには、次の手順を実行します。

手順

  1. 構造化オブジェクトクラスのフォームを作成します。
  2. 関連する [$xxxInheritableSchema] サブフォームを作成してフォームに挿入し、オブジェクトクラスの属性を定義します。
  3. オプション: 構造化オブジェクトクラスに補助オブジェクトクラスを追加する場合は、関連する [$xxxExtensibleSchema] サブフォームを作成して [$xxxInheritableSchema] サブフォームに挿入します。Notes® ユーザーや Web ユーザーにオブジェクトクラスのエントリを表示するビューも作成する必要があります。

タスクの結果

サブフォームの入れ子 (サブフォームにサブフォームを挿入する) が認められるのは、[ExtensibleSchema] サブフォームにサブフォームを追加する場合、または [InheritableSchema] サブフォームに [ExtensibleSchema] サブフォームを追加する場合のみです。