新しい LDAP 構造化オブジェクトクラスを定義するためのフォームを作成する
HCL Domino® ディレクトリを使用して、新しい構造化オブジェクトクラスを作成できます。
このタスクについて
この手順で使用される名前は、Renovations という名前の架空の会社を基にしています。
- Domino® ディレクトリテンプレートのコピーの名前は、RENOVATIONSNAMES.NTF です。この名前の部分は、作成した Domino® ディレクトリテンプレートのコピーのファイル名に置き換えてください。
- 新しい構造化オブジェクトクラスの名前は renovationsPrinter です。この名前の部分は、追加するオブジェクトクラスの名前に置き換えてください。
また、次のフォームをテンプレートとして使用し、新しいフォームとサブフォームを作成する際のベースとします。これらのフォームは、Domino® ディレクトリに付属しています。
- [(LDAP country)] フォーム
- [$countryInheritableSchema] サブフォーム
- [$countryExtensibleSchema] サブフォーム
手順
- 作業しているのが [Domino® ディレクトリ] テンプレートのコピー (RENOVATIONSNAMES.NTF) であることを確認します。また、ACL で自分に [設計者] か [管理者] 以上のアクセス権が設定されていることも確認します。
- HCL Domino® Designer で、RENOVATIONSNAMES.NTF を開きます。
- [(LDAP country)] フォームの内容を、次の手順で新しいフォームにコピーします。重要: [(LDAP country)] フォームを選択してコピーアンドペーストでコピーしないでください。
- ナビゲーションペインで、[フォーム] を選択します。
- [(LDAP country)] フォームを開き、 を選択し、次に を選択します。
- [(LDAP country)] フォームを閉じます。
- [新規フォーム] を右クリックし、新しいオブジェクト・クラスの名前をフォーム名として入力します。[OK] をクリックし、 を選択します。
- 新しいフォームが表示されたら、フォームの先頭にある [LDAP Country] という文字を削除し、新しいタイプのエントリを表すラベルに置き換えます。
- [設計] - [フォームのプロパティ] を選択し、次の作業を行います。
- HCL Notes® ユーザーと Web ユーザーがフォームから文書を作成できないようにするには、表示プロパティで [メニューに含む] チェックボックスをオフにします。Notes® ユーザーまたは Web ユーザーが文書を作成した場合、インデクサが実行されてビューが更新されるまで LDAP ユーザーは新しい文書を検索できません。
- [オプション] プロパティの [Notes パススルー HTML を解釈する] チェックボックスをオフにします。
- 他のプロパティは変更せずにフォームのプロパティインフォボックスを閉じます。
- 新しいフォームの [必須] タブで、[種類] フィールドを選択します。フィールド式ペインの "country" を新しいオブジェクトクラスの名前に変更します。この名前は引用符で囲んで指定します。
- 次の手順を実行し、新しいフォームから [$countryInheritableSchema] サブフォームを削除します。
- [必須] タブで [必須の属性] という単語をクリックし、[$countryInheritableSchema] サブフォームにフォーカスを設定します。
- [$countryInheritableSchema] サブフォームが選択されていることを確認します。
- を選択して [$countryInheritableSchema] サブフォームを削除します。
- 新しいフォームを保存し、閉じます。
- 以下のようにしてください。
- ナビゲーションペインで、[フォーム] を選択します。
- 新しいフォームを選択し、[更新時に再設計/設計の置換を禁止する] を選択します。 をクリックし、