イベントハンドラの通知方法

ブロードキャスト

選択されたオプションに従い、サーバーにログオンしているすべてのユーザーまたは指定されたユーザーグループにイベントをレポートします。

データベースに記録

イベントが発生したサーバーまたは指定されたサーバーのデータベース (通常は STATREP.NSF) にイベントを記録します。この方法は指定サーバーがそのサーバーにある収集データベースにイベントをレポートする場合にだけ選択します。

メール

異なるドメイン内のサーバー、または互換性のないメールプロトコルを使用しているサーバーのユーザーまたはメール受信データベース (通常 STATMAIL.NSF) にイベントをメール送信します。

ポケットベル

英数字ポケットベルのメールアドレスを使用して修正したイベントをポケットベルに通知します。

他のサーバーにリレー

同じ Domino® ドメインに属し、共通のプロトコルを使用する別のサーバーにイベントを中継します。これらのイベントはデータベース (通常 STATREP.NSF) に保存されます。

エージェントを実行

設定されたイベントハンドラに基づいて指定エージェントを実行します。ユーザーの介入なしに問題を解決するには、この方法を使用します。エージェント名、エージェントがあるサーバーとデータベース、エージェントに渡すパラメータを指定します。エージェントパラメータを指定する場合は、カンマを含めないでください。

プログラムの実行

アドインプログラムまたは指定したコマンドを実行して問題を自動的に修正します。この通知方法には、イベントパラメータを渡すオプションもあります。プログラムの実行時に渡すパラメータを指定できます。また、パラメータのスイッチも指定できます。LOAD コマンドを発行するには、サーバー文書にリモートコンソールへのフルアクセスが設定されている必要があります。

サーバーにコンソールコマンドを送信

設定されたイベントハンドラに従って、サーバーにコンソールコマンドを送信します。実行するサーバーコンソールコマンドを指定できます。イベントハンドラでは任意のコンソールコマンドを使用できます。コンソールコマンドを入力する際には、コマンドを引用符で囲む必要があります。例:

'SHOW SERVER, SHOW TASK'

また、このオプションを使用してコンソールスクリプトを実行することもできます。

Domino® Administrator 用に設定されたローカルイベントハンドラの場合、コマンドまたはスクリプトを実行するサーバーを指定します。サーバーで実行するイベントハンドラの場合、コマンドはイベントハンドラを実行しているサーバーに送信されます。

Java™ コントローラコマンドを送信

イベントに基づいて Java™ サーバーコントローラコマンドを送信します。コントローラに送信できるコマンドは restart Domino®、start Domino®、shutdown Domino® です。サーバーと Java™ コントローラコマンドを指定します。Java™ コントローラにアクセスするために、イベントタスクでユーザー名 (短縮名) とインターネットパスワードが使用されます。

また、サーバーコントローラを実行しているサーバーへの接続文書を作成する必要もあります。

サウンド

イベントが発生すると、指定したサーバーでアラームが鳴ります。サウンドファイルを指定します。

次へのイベントの転送: Tivoli Enterprise Console®

Tivoli Enterprise Console® (TEC) では、Domino® イベントを受信するとそのイベントを TEC イベントの形式に変換します。形式を変換された TEC イベントは、サーバー設定文書の [基本] タブで、[Tivoli Enterprise Console 設定] セクションの [IP アドレス] フィールドに指定した TEC サーバーに送信されます。Domino® イベントだけでなく、任意の Domino® ドメインモニター (DDM) 調査で発生した DDM イベント、RMEval サーバータスクの下で実行中のサードパーティのリソースモデルで発生したイベントを転送できます。

SNMP トラップ

イベントを SNMP トラップとして送信します。指定したサーバーで Event Interceptor タスクと Domino® SNMP Agent が実行中である場合に限り、この方法を選択してください。

UNIX™ システムログに記録

UNIX™ システムログにイベントをレポートします。