メール受信統計を使用する

サーバーの Notes® メールにアクセスできれば、サーバーから統計を収集して自分宛てにメール送信できます。Domino® Administrator を使用できない場合やサーバーへの [管理者] のアクセス権がない場合は、メール受信統計を使用します。

このタスクについて

Stats タスクを起動すると、Domino® によってそのサーバーにメール受信データベース (STATMAIL.NSF) が作成されます。メール受信データベース名は、server Stats/org です。例えば、Renovations 社の Everest サーバーのメール受信データベース名は、Everest Stats/Renovations となります。デフォルトでは、サーバー登録時にメール受信データベース文書が作成されます。この文書は Domino® ディレクトリに格納され、メール受信が可能なデータベースのプロパティとロケーションを定義します。Domino® Administrator で文書を開くには、[ユーザーとグループ] タブをクリックし、[メール受信データベースとリソース] ビューを開きます。

自分宛てに統計全部を送信することも一部だけ送信することもできます。統計名は、[設定] タブの [統計 & イベント] > [名前 & メッセージ (詳細)] ビューにすべて表示されます。統計のカテゴリは統計名の最初の部分に示されます。例えば、統計 Disk.C.Free のカテゴリは Disk です。

手順

  1. 統計 & イベントデータベース (EVENTS4.NSF) を開きます。
  2. [作成] > [メール] > [メッセージ] を選択します。
  3. [宛先] フィールドに、1 つまたは複数のサーバーの 1 つ以上のメール受信データベースの名前を入力します。
  4. [件名] フィールドで、次のいずれかの操作を行います。
    • ディスクやプラットフォームなど、統計のカテゴリを入力して統計のサブセットを取得します。
    • Disk.C.Free などの統計名を 1 つ入力します。
    • アスタリスクを使用して特定の統計グループを表します。例えば、ドライブ C の全ディスク統計をレポートするには、Disk.C.* と入力します。
    • フィールドを空白のまま残し、サーバー統計をすべてメール送信します。
  5. メッセージを送信します。