インターネットクラスタマネージャ (ICM) を参照する URL を作成する
クラスタにある Domino® Web サーバーは、サーバー文書を読み取って、ICM のホスト名を検索します。次に、Web サーバーは ICM を参照する URL を作成します。ICM は、Domino® Web サーバーがサポートするすべての URL を受け入れて処理します。
サポートされる URL には、以下の処理を行うものあります。
- サーバー、データベース、ビューを開く
- フォーム、ナビゲータ、エージェントを開く
- 文書を開く、編集する、削除する
- 文書名を指定してビューから文書を開く
- イメージファイル、添付ファイル、OLE オブジェクトを開く
- 検索照会を作成する
ICM が URL を作成する方法は、次のような条件で変化します。
- URL にパスが含まれていると、ICM はその URL を 1 つのデータベースに解決できないことがあります。これは、レプリカ ID が異なるだけでパスとファイル名が同じデータベースが、複数のサーバーに保存されていることがあるからです。この場合、ICM は、アクセス可能なデータベースのリストを表示して、ユーザーが適切なデータベースを選択できるようにします。
- URL にレプリカ ID が含まれていると ICM は、その URL を 1 つのデータベースに解決できないことがあります。これは、選択レプリカのように、サーバーにデータベースの複数のレプリカが存在する場合に発生します。この場合、ICM は、要求されたデータベースの少なくとも 1 つのレプリカを保存しているサーバーにクライアント要求をリダイレクトし、そのレプリカを Web サーバーが選択してユーザーに提供します。特定のレプリカにアクセスするには、そのレプリカのパスを指定します。
- URL に NoteID が含まれているとき、ICM は、URL を処理するときに間違った結果を生成することがあります。これは、オブジェクトの NoteID がすべてのレプリカで共通であるとは限らないからです。Notes® のオブジェクト名とユニバーサル ID は、NoteID とは違って、データベースのすべてのレプリカで共通です。