管理対象レプリカの設定を指定する
管理対象メールレプリカの設定をデスクトップ設定ポリシー文書の [メール] タブで指定して、管理対象メールレプリカのすべてのユーザーのポリシーを生成することができます。
このタスクについて
ポリシーに影響されないユーザーも管理対象メールレプリカを使用できますが、設定は、NOTES.INI ファイルに指定された値を使用して、自分のローカルマシンで行う必要があります。この方式は推奨されません。
どちらの方式でも、情報は Notes® Dynamic Client Configuration ツール (DynConfig) でサンプリングされ、ユーザーのデスクトップとレプリケータにローカルレプリカが作成および追加されます。その後、ファイルの初期複製 (ビルド) がトリガされます。
手順
タスクの結果
前述のポリシー設定が保存されると、ポリシーの影響を受けるユーザーの管理対象レプリカを作成するプロセスが開始されます。
新規に作成される管理対象レプリカには、最初に、データベースオプション (DBOption) ビットを使用して、初期複製の受け渡しが完了するまで、サービス無効のマークが付きます。さらに、ローカルレプリカを管理対象レプリカと識別する新規データベースオプションビット (DBOPTBIT_LOCAL_CACHE) がデータベースに設定されます。これは、基本的に、標準ローカルレプリカと管理対象ローカルレプリカとの間の、唯一のディスク上の違いです。
管理対象レプリカは、最初はサーバーから概要データのみを呼び出すように設定されます。レプリケータは、その最初の受け渡しを行うときに、複製するメモごとに、最終更新時間が (CacheDBInitialFullDoc) の日数の経過後であるかどうかを確認します。その日数を経過している場合、レプリカは、サーバーからメモ全体を呼び出すよう、リアルタイムでシグナルされます。最初のレプリカの受け渡しが完了すると、レプリカは更新され、それ以降は必ず文書全体が呼び出されます。さらに、レプリケータは、レプリカに再度サービス有効のマークを付ける前に、最も多くアクセスされたビュー (受信ボックス、送信済みアイテム、カレンダーなど) を作成します。レプリカは、サービス有効のマークが付くと、ユーザーのメールファイルとして使用できるようになります。