リレーホストに対する SMTP アウトバウンド認証を有効にする
SMTP 送信者認証を使用すると、メールの送信者が SMTP サーバーの正規ユーザーであることを確認できます。SMTP 送信者認証には、送信先 SMTP サーバーのアカウント名とパスワードが必要です。使用するアカウント名は、特定の Domino® サーバーがメールを送信するリレーホスト SMTP サーバーのアカウントである必要があります。SMTP 送信者認証の目的は、Domino ルーターと SMTP サーバー間の接続を認証することです。
このタスクについて
この機能は、匿名の接続を許可しない SMTP サーバー、または認証された接続と認証されていない接続の両方を許可する SMTP サーバーで使用します。
SMTP 送信者認証機能を使用するには、認証が有効であるか、必要であることを指定して、サーバー設定文書でこの機能を有効にします。
手順
- 設定するサーバーのサーバー設定文書が既に存在することを確認します。
- Domino Administrator で、[設定] タブをクリックし、[メッセージング] セクションを展開します。
- [設定] をクリックします。
- 管理するメールサーバーのサーバー設定文書を選択し、[サーバー設定の編集] をクリックします。
- タブをクリックします。
-
[リレーホストにメッセージを送信する際に認証を使用する] フィールドで、次のいずれかを選択します。
- [必要] - サーバーが認証できるかどうかを確認します。サーバーが認証できない場合、認証されていないセッションは試みられません。
- [有効] - サーバーが認証できるかどうかを確認します。サーバーが認証できない場合、認証されていないセッションが試みられます。
- [無効] - SMTP 認証機能は無効になります。認証は試みられません。
- [名前] フィールドに SMTP アカウント名を指定し、[パスワード] フィールドに SMTP パスワードを指定します。
- [保存して閉じる] をクリックします。
タスクの結果
SMTP アカウント名とパスワードのセキュリティを確保するには、サーバー設定文書を暗号化する必要があります。サーバーが文書の暗号を解除できるようにするには、サーバーの暗号化リストにサーバー ID を含める必要があります。サーバー設定文書の暗号化の詳細については、HCL Notes® ヘルプ の「シークレットキーを使用して文書を暗号化する」を参照してください。