iNotes で Google カレンダーオーバーレイを有効にする

HCLiNotes® で Google カレンダーオーバーレイを有効にすることができます。これにより、ユーザーは、自分の iNotes カレンダーに Google カレンダーを追加して、両方のカレンダーを表示できます。

手順

  1. Google Developers Console を使用して、API キーとクライアント ID を生成します。
    1. Google Developers Console でプロジェクトを作成します。例えば、iNotes Calendar という名前のプロジェクトを作成します。
    2. Google API ライブラリを検索して、Google カレンダー API を見つけます。それを選択し、[有効] をクリックします。
    3. [資格情報] > [資格情報の作成] > [API キー] をクリックします。
    4. API キーが作成された後で、[キーの制限] をクリックします。
    5. 名前を追加し、HTTP リファラを選択し、メールサーバー情報を追加します。[保存] をクリックします。
    6. 資格情報ページに戻ります。[資格情報の作成] > [OAuth クライアント ID] をクリックします。
    7. アプリケーションタイプリストから [Web アプリケーション] を選択し、名前とメールサーバー情報を追加します。[作成] をクリックします。
  2. 次のいずれかの方法を使用して、メールサーバー上で外部カレンダーを有効にします。
    • ポリシーを使用して有効にするには、メール設定で、[HCL iNotes] タブをクリックし、[カレンダーの購読を許可] を有効にします。
    • ポリシーを使用しない場合や、この機能の有効と無効を一時的に切り替えて機能を試してみたい場合は、notes.ini 設定の iNotes_WA_CalOverlay=1 を使用してサーバー全体でこの機能を有効にします。無効にするには、設定を iNotes_WA_CalOverlay=0 に変更します。これらの設定は、すべてのポリシー設定を上書きします。
  3. メールサーバー上の notes.ini ファイルに次の設定を追加して、最初のステップで作成された API キーとクライアント ID を指定します。 
    iNotes_WA_GoogleApiKey=API key
iNotes_WA_GoogleClientId=Client ID
  4. デフォルトでは、[カレンダーの追加] メニュー項目は、メールファイルの代理人に表示されません。[カレンダーの追加] メニューをメールファイルの代理人に表示するには、メールサーバー上の notes.ini ファイルに次の設定を追加します。 
    iNotes_WA_CalOverlayAA=1
  5. Domino サーバーを再起動します。