iNotes でサポートされるデスクトップポリシー設定

以下に示すデスクトップポリシー設定がユーザーに適用されると、HCLiNotes® の関連するユーザープリファレンスがロックされます。以前に iNotes ユーザーに割り当てられた既存のポリシーは、すべて適用されます。

表 1. iNotes でサポートされるデスクトップポリシー設定

設定とタブ

説明

[プリファレンス] - [その他] タブ

右ボタンのダブルクリックでウィンドウを閉じる

ユーザーがマウスの右ボタンをダブルクリックしたときに現在の HCLNotes® ウィンドウを閉じる場合は、この設定を有効にします。この設定は、Microsoft Windows にのみ適用されます。

[プリファレンス] - [メール] タブ

プリビューペインで開いた文書を既読にする

文書をプリビューペインで開いた後に「既読」とマークする場合は、この設定を有効にします。プリビュー機能を使用すると、ユーザーは実際の文書を開かなくても文書の内容の一部を確認できます。プリビューペインは、現在のビュー内で開く独立したフレームです。

送信メールの保存

ユーザーの送信メールメッセージのコピーを常に送信済みフォルダに保存する場合は、この設定を有効にします。

送信メールに署名

ユーザーのメールメッセージを他の iNotes ユーザーやインターネット上のユーザーに送信する前に、それらのメッセージをすべてデジタル署名する場合は、この設定を有効にします。デジタル署名は、コンピュータにより生成される署名で、手書きの署名と同様のものですが、手書きの署名よりも偽造されにくくなっています。iNotes では、デジタル署名はユーザーのプライベートキーを使用して作成され、ユーザーのパブリックキーを使用して検証されます。

送信メールを暗号化

ユーザーのメールメッセージを他の iNotes ユーザーやインターネット上のユーザーに送信する前に、それらのメッセージをすべて暗号化する場合は、この設定を有効にします。

ポップアップを表示

ユーザーに新しいメールメッセージがあるときにダイアログボックスを表示する場合は、この設定を有効にします。

サウンドの再生

ユーザーが新しいメールメッセージを受信したときにサウンドを再生する場合は、この設定を有効にします。

メールチェック間隔

iNotes が新規メッセージの有無をチェックする間隔を数値 (分単位) で入力します。

[プリファレンス] - [インターネット] タブ

インターネットメール形式

インターネット経由のメッセージ送信で使用されるインターネットメールの形式を指定します。新しく作成したグループのオプションとして、

  • [HTML のみ] - インターネット形式のアドレスを持つメール受信者は、HTML 形式のテキストと画像を受信します。SMTP 経由で送信する場合は、Notes のリッチテキストを MIME に変換する必要があります。ユーザーのデフォルトのメール形式がリッチテキスト形式に設定されている場合は、この変換によって精度が低下します。受信者が HTML メールを読み込める場合は、HTML メールを受信します。受信者のメールプログラムが MIME をサポートしていない場合は、プレーンテキストのメッセージを受信します。
  • [テキストのみ] - インターネットスタイルのアドレスを持つメールの受信者は、テキスト形式で受信します。ユーザーのメールの受信者が、HTML 形式またはリッチテキスト形式のメッセージを読むことのできるメールプログラムを使用しているかどうかが不明な場合は、このオプションを使用するのが最も安全です。
  • [HTML とテキスト] - MIME 対応のメールプログラムを使用するメール受信者にメールを送信すると、その受信者は HTML 形式のメールを受信します。MIME に対応していないメールプログラムを使用するメール受信者は、プレーンテキストのメールを受信します。このオプションが最も幅広く対応できます。
  • [送信時にプロンプトを表示] - ユーザーがインターネットメールメッセージを送信するたびに、形式を指定するためのプロンプトが表示されます。

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