Web サーバーの Tell コマンド
Web サーバーでは、Tell コマンドを使用できます。
コマンド |
結果 |
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Tell HTTP Dump Config |
サーバーの設定内容を確認できるよう、HTTP 設定をテキストファイルにダンプします。 |
Tell HTTP Refresh |
通常の更新の前に Web サーバーを更新します。更新間隔はサーバー文書で指定できます。 Web サーバーの更新時には、Web サイト文書、Web サイト文書に添付された文書 (ファイル保護、認証領域、ルール) 内の設定情報がすべてサーバー上で更新されます。 |
Tell HTTP Restart |
Web サーバーに次の変更を適用します。
このコマンドを実行すると、Web サーバーを停止して再起動した場合と同じ結果が得られます。しかし、この Tell コマンドはサーバーを停止して再起動するよりも処理が迅速です。これは、Tell コマンドを実行するとき、HTTP サーバータスクがメモリに残っているからです。すべての未処理の HTTP 要求は HTTP タスクの再起動前に処理されますが、HTTP 要求は再起動中には処理されません。 このコマンドを実行すると、メモリ内のページとファイルのユーザー認証のキャッシュは削除されます。 |
Tell HTTP Show File Access |
コンピュータに設定されているファイルシステム保護についての情報を表示します。コンピュータ上に仮想サーバーが設定されている場合は、その仮想サーバーのファイルシステム保護についての情報も表示します。 |
Tell HTTP Show Security |
コンピュータ上で SSL が起動されているかどうかも含め、SSL とサーバーのキーリングファイルについての情報を表示します。コンピュータ上に仮想サーバーが設定されている場合は、その仮想サーバーの SSL についての情報も表示します。 |
Tell HTTP Show Users |
ユーザー名とその IP アドレスを表示します。また、セッションベースの認証で認証されたユーザーのセッションの有効期限も表示します。 シングルサインオンに参加しているサーバー、および複数サーバーのセッションベースの認証用に設定されたサーバーの場合、このコマンドではセッションが正確に報告されないことがあります。 現在のサーバーから認証 Cookie が送信された場合、ユーザー名、IP アドレス、その Web サーバーでのセッションの有効期限を表示します。現在のサーバーから認証 Cookie が送信されていない場合は、ユーザーのセッション情報は表示されません。 ユーザーがログアウトしても、この Cookie はサーバーに有効であるとして表示されます。また、ユーザーがセッションを終了しても、そのセッションは有効です。 |
Tell HTTP Show Virtual Servers |
コンピュータ上で実行されている仮想サーバーのリストを表示します。 |
Tell HTTP Quit |
Web サーバータスクを停止します。 |