プラットフォーム
プラットフォームの統計データをコンソールで制御します。
詳細
reset コマンドの影響を受けるプラットフォーム統計は、次のとおりです。
- 固定 -- これらの統計値は変更されません。これにはディスク数や割り当て名などの情報が含まれます。例えば、統計 Platform.LogicalDisk.identifying number.PctUtil では、識別番号はディスクを識別する変数です。この情報は、platform reset コマンドが実行されても変更されません。
- 1 次 -- 個々の統計データで、これを基に 2 次的な統計が抽出されます。例えば、ページングファイルの利用合計 (Platform.PagingFile.TotalPctUtil) から、平均値とピーク値 (Platform.PagingFile.TotalPctUtil.Avg および Platform.PagingFile.TotalPctUtil.Peak) が 2 次的に抽出されます。
- 2 次 -- 1 次統計を組み合わせた統計値、または 1 次統計から抽出される統計値。
構文
Platform main argument [optional arguments]
引数 |
説明 |
---|---|
Time [sampling period] |
オプションの引数を指定し、データ抽出間隔を指定した分数に変更します。指定しない場合は、現在のサンプリングレートが表示されます。デフォルトは 1 分です。 |
Reset |
1 次統計の値をゼロにリセットし、新しい測定基準セットを収集します。 |
Reset Interval Enable |
1 次統計の値をゼロにリセットし、新しい測定基準セットを収集します。Time オプションで定義された抽出間隔を使用します。 |
Reset Interval Disable |
Reset Interval Enable コマンドを無効にします。 |
一時停止 |
パフォーマンスデータの収集と更新を停止します。 |
再開 |
パフォーマンスデータの収集と更新を再開します。 |
例
Platform Time n を使用して、データ抽出間隔を n 分に指定してパフォーマンスデータのモニターセッションを新規に開始します。統計値は n 分ごとに変わる可能性があります。例:
platform time 5
Platform Reset コマンドを使用して、最小値、平均値、最大値の計算に前からある既存の値が使用されないようにします。このコマンドは、夜間に累積されたプラットフォームの統計をクリアしたいときなどに使用できます。例:
platform reset
Platform Reset Interval Enable コマンドは、データの抽出を開始するたびにすべての値をリセットする場合に使用します。例:
Platform Reset Interval Enable