基本的な関数の操作

このモジュールは、構成の更新と検証の際に便利です。

構成の更新

構成ファイルを設定するには、次のステップを実行します。
  1. 任意のテキスト・エディターで Dataflowsconfig.xml ファイルを開きます。

    デフォルトでは、ファイルは C:\Program Files\HCL\IntegrationServices\src\Dataflowsconfig.xml にあります。

  2. ファイルを編集し、変更を保存します。
  3. CLI で、 コマンド --ValidateConfiguration を実行します。
  4. 問題が見つかった場合は解決します。
  5. サービスを再起動して、新しい構成をインポートします。

資格情報の更新

データ・ソースの資格情報を変更する必要がある場合は、ProvideCredentials コマンドを使用して統合サービス CLI にアクセスします。変更する特定のデータ・ソースのキーには、追加のコマンド行パラメーターを指定できます。指定しない場合は、ユーザー名とパスワードの入力を求めるプロンプトが出されます。

資格情報を更新するには、次のステップを実行します。
  1. 統合サービス CLI を開きます。デフォルトでは、実行可能ファイルは C:\Program Files\IntegrationServices\DataFlows.exe にあります。
  2. 以下のコマンドを実行します。--ProvideCredentials
  3. データ・ソースの資格情報を入力します。
    • ユーザー名
    • パスワード
  4. BigFix REST API 資格情報を入力します。
    • ユーザー名
    • パスワード

正常に更新されると、コマンド・プロンプトに次のメッセージが表示されます。「The entered credentials are encrypted successfully」

Note: パスワードを入力した後も、パスワード・フィールドはブランクのままになります。

スキーマの初期化

目的: このステップでは、BigFix で分析を初期化します。
  1. インストール・ディレクトリーに移動し、\Dataflow.exe --InitializeSchemas コマンドを実行します。

    成功すると、コマンド・プロンプトに「スキーマは正常に初期化されました」というメッセージが表示されます。

構成の検証

構成の検証では、資格情報、データ・フロー、重複する列名、構成のプロパティーの検証が実行されます。CLI で、 コマンド --ValidateConfiguration を実行します。正常に完了すると、次のメッセージが表示されます。「構成は正常に検証されました」

ソリューションの構成

デフォルトの構成ファイルでは双方向の構成が提供され、両方のシステムで共通プロパティーが同期されます。プロパティーのデフォルト・マッピングは、各環境の固有のニーズを満たすようにカスタマイズできます。
  • デフォルトの構成ファイルで、各データ・ソースの接続ストリングを構成します。
  • CLI を使用して資格情報を指定し、文書を検証します。詳しくは、リンクをクリックしてください。
  • CLI を使用してサービスを開始します。詳しくは、リンクをクリックしてください。
Note: デフォルトでは、基本構成は「プレビュー・モード」に設定されています。