デプロイメントと構成

このモジュールでは、BigFix ServiceNow Data Flow ソリューションをデプロイするためのステップを説明します。

About this task

Fixlet をデプロイする前に、次の前提条件を確認してください。

  • ServiceNow の CMDB_CI_COMPUTERS テーブル、SYS_CHOICE テーブル、CORE_COMPANY テーブルの読み取りおよび書き込みアクセス
  • ServiceNow の管理者アクセス (SOAP ロールの管理者アクセスではない)

Procedure

  1. コンテンツ・サイトを有効にします。
    「BigFix ライセンスの概要」ダッシュボードに移動します。「コンプライアンス/ライフサイクル」パネルで、 「BigFix ServiceNow データ・フローを有効にする」Fixlet をクリックして、必要なコンテンツを収集します。

  2. カスタム・サイトを作成します。
    「カスタム・サイト」に移動し、新規サイトを作成します。名前を「ServiceNow CMDB 属性」に設定し、「コンピューターのサブスクリプション」で「すべてのコンピューター」を選択します。

  3. ソリューションをターゲット・サーバーにデプロイします。
    ServiceNow バージョン 1.4 をデプロイするには、「BigFix ServiceNow データ・フロー・サービスのデプロイ」 Fixlet のステップを実行します。
    Note: ジョブの実行を開始する前に、ハードウェア分析をアクティブにする必要があります。
  4. ServiceNow バージョン 1.1 をデプロイするには、次のステップを実行します。
    「BigFix ServiceNow データ・フロー外部サイト」で「データ・フローのインストール」タスクを選択し、「アクションの実行」をクリックします。デフォルトでは、インストール場所は C:\Program Files(x86)\BigFix Enterprise\Dataflow です。デフォルトのインストール場所は変更しないでください。

  5. データ・フロー構成ファイルをセットアップします。
    1. インストール場所 C:\Program Files (x86)\BigFix Enterprise\Dataflow に移動し、データ・フロー構成ファイルを開きます。
    2. Bigfix および ServiceNow の接続ストリングを更新します。

  6. スケジューラーをセットアップします。
    ServiceNow データ・フローは、要件に応じてスケジュールできます。

    スケジューラーについて詳しくは、リンクを参照してください。

  7. データ・フローを開始します。
    1. 「外部サイト」の「Bigfix ServiceNow データ・フロー」に移動し、「Fixlet とタスク」を選択します。「データフローを開始する」タスクを選択し、「アクションの実行」をクリックします。
    2. 「アクションの実行」ダイアログ・ボックスの「対象」で「デバイスの選択」を選択し、「適用可能なコンピューター」セクションで必要なコンピューターを選択し、「OK」をクリックします。データ・フローは Windows サービスで実行を開始します。サービスが実行されているかどうかを確認するには、「Windows」→「ファイル名を指定して実行」→「services.msc」に移動します。
  8. BigFix と ServiceNow の資格情報を設定します。
    1. BigFix および ServiceNow データベースの資格情報を取得します。
    2. インストール・ディレクトリーに移動し、\Dataflows.exe --ProvideCredentials コマンドを実行します。
    3. 画面の指示に従って、パスワード/シークレット・キーを入力します。

      正しく設定されると、コマンド・プロンプトにメッセージ 'The credentials provided are encrypted successfully!' が表示されます。

  9. スキーマを初期化します。
    1. インストール・ディレクトリーに移動し、\Dataflows.exe --initializeschemas コマンドを実行します。

      正しく設定されると、コマンド・プロンプトにメッセージ 'Schema Initialized Successfully!' が表示されます。スキーマを初期化するには、次のステップを実行します。

      • ServiceNow と Bigfix の間の接続を確認します。
      • Bigfix の OS と製造メーカーの詳細を ServiceNow (sys_choice テーブルと core_company テーブル) に追加します。これは、名前がユーザーによって異なる場合があるために実行します。
      • 例: OS Windows の場合、win2012、w2012、windows 2012 R2 サーバーのように名前が異なる場合があります。
      • 「ハードウェア属性」分析が、Bigfix ServiceNow データ・フロー外部サイトの下に作成されます。
      • 「ServiceNow カスタム・プロパティー」分析は、カスタム・サイト「ServiceNow CMDB 属性」に作成されます。
  10. 構成を確認します。

    目的: この手順では、前の手順で指定した構成を検証します。

    1. インストール・ディレクトリーに移動し、\Dataflows.exe -–ValidateConfiguration コマンドを実行します。
      正しく設定されると、コマンド・プロンプトにメッセージ 'Configuration verified successfully!' が表示されます。
      Note: ServiceNow 統合が意図したとおりに機能しない場合は、次のコマンドを使用して環境をリセットできます。\Dataflows.exe --Reset