コンソールのインストール

BigFix コンソールでは、オペレーターが、ネットワーク全体のすべての管理対象コンピューターでの問題をモニターし、修正することができます。

このコンソールは、HTTPS ポート 52311 経由でサーバーへのネットワーク接続が可能であれば、いずれのコンピューターにもインストールできます。テスト環境と評価環境の場合を除き、サーバー・コンピューター自体でコンソールを実行しないでください。これは、データベースまたは Web サーバーを実行しているコンピューターで発行者キーの資格情報を持つことにより、パフォーマンス上の影響とセキュリティー上の影響があるためです。

Windows BigFix サーバー・マシンに BigFix コンソールをインストールするには、次の手順を実行します。

  1. インストール・ガイドを実行します (「スタート」>「すべてのプログラム」>「BigFix」>「BigFix インストール・ガイド」)。
  2. 「BigFix インストール・ガイド」パネルで、「コンソールのインストールまたはアップグレード」をクリックします。
  3. プロンプトが出されたら、コンソールのインストール・ロケーションを入力します。デフォルトの場所は C:\Program Files (x86)\BigFix Enterprise\BES Installers\Console です。別のインストール先を選択するには、「参照」をクリックし、希望するロケーションにナビゲートします。「次へ」をクリックして先に進みます。
  4. ファイルがインストールされたら、「完了」をクリックして、インストールを終了します。ここで、コンソールを起動するか、次のセクションに進んでクライアントをインストールするかを選択できます。

BigFix クライアントを使用して Windows マシンに BigFix コンソールをインストールするには、BES サポート・サイトで入手可能な Fixlet「Install BigFix Console (Version X)」を使用します。例えば、BigFix コンソールのバージョン 11 GA をインストールするには、「Install BigFix Console (Version 11.0.0)」という Fixlet を使用します。

BigFix クライアントを使用せずに Windows マシンに BigFix コンソールをインストールするには、次の手順を実行します。
  1. Windows BigFix サーバー・マシンの C:\Program Files (x86)\BigFix Enterprise\BES Installers ディレクトリーから、コンソールをインストールするマシンに「Console」フォルダーをコピーします。
  2. 「Console」フォルダー内の masthead.afxm ファイルを更新バージョンに置き換えます。更新バージョンは、BigFix サーバーのディレクトリー C:\Program Files (x86)\BigFix Enterprise\BES Server から取得して ActionSite.afxm という名前を付けるか、http://servername:port/masthead/masthead.afxm サイトからダウンロードすることができます。
  3. 「Console」フォルダーにある setup.exe を実行して、BigFix コンソールのインストールを開始します。

BigFix コンソールの使用について詳しくは、「BigFix コンソール・ユーザー・ガイド」を参照してください。