E メール通知サービスのインストールおよび構成

E メール通知サービスを使用して、実行したベースラインの完了状況を通知する自動 E メール通知を送信できます。この通知機能を使用するには、最初にタスクを実行して通知サービスをインストールする必要があります。サービスをインストールした後、別のタスクを実行してサービスを構成する必要があります。

始める前に

BigFix サーバーに BigFix Server Plugin Service をインストールし、BES サポートの Fixlet 1294 を使用して REST API マスター・オペレーターの資格情報を構成する必要があります。

このタスクについて

インストールおよびセットアップのタスクが、BES サポート・サイトに用意されています。タスクが確実に正しい順序で実行されるように、インストールおよびセットアップのタスクは、実行する必要がある順序で「関連」状態になります。つまり、タスクが「関連」状態になるのは、それを実行する必要があるときだけです。

以下のステップを実行して、通知サービスをインストールおよびセットアップします。

手順

  1. 通知サービスをインストールするには、BES サポートのナビゲーション・ツリーの「Fixlet とタスク」ノードから、通知サービスを Windows または Linux のどちらにインストールするかに応じて、以下のいずれかのタスクを選択します。
    • タスク 2238 「Install Latest Notification Service (SHA256)」 (Windows オペレーティング・システムに通知サービスをインストールする場合)。このタスクを実行する際に、BigFix サーバーを対象にし、通知サービスでリッスンするポート番号を入力します。「証明書生成のパスフレーズ」フィールドに文字列を入力します (セキュアな通信のために、通知サービスでは OpenSSL を使用して生成された SHA 256 証明書が必要です)。このタスクにより、通知サービスがダウンロードされ、インストールされます。
    • タスク 2241 「Install Latest Notification Service (sha256 - RHEL)」 (Linux に通知サービスをインストールする場合)。このタスクを実行する際に、BigFix サーバーを対象にし、通知サービスでリッスンするポート番号を入力します。「証明書生成のパスフレーズ」フィールドに文字列を入力します (セキュアな通信のために、通知サービスでは OpenSSL を使用して生成された SHA 256 証明書が必要です)。このタスクにより、通知サービスがダウンロードされ、インストールされます。
      注: 通知サービス 3.2.3 の最新バージョンをインストールするには、RHEL を 8.2 以降にアップグレードします。
    インストールが正常に完了しない場合、「通知」>「警告」フォルダー内でタスクが「関連」状態になっているか確認してください。「警告」フォルダー内に関連状態のタスクが存在する場合、その関連タスクを実行します。そのタスクの完了後、インストール・タスクを再度実行します。
  2. 分析 2243 「Notification Service Settings」をアクティブにします。
  3. タスク 2240「Configure Settings for Notification Service」を実行して、E メール通知サービスの SMTP ログイン設定を構成します。以下のようにフォームに入力し、「アクションの実行」をクリックします。
    • 通知サービス・ポート: この値を変更して、通知サービスがリッスンするポート番号を、タスク 2238「Install Latest Notification Service」または タスク 2241「Install Latest Notification Service (RHEL)」で設定した値に更新できます。
    • 差出人 E メール・アドレス: この値を変更して、通知 E メールの「From」フィールドに表示されるデフォルトの From E メール・アドレスを、タスク 2244「E メール通知の送信」(E メール通知を送信するために使用するタスク) で構成したとおりに更新できます。
    • SMTP メソッド: 通知サービスの SMTP メソッド (「ログイン」または「なし」のいずれか) を選択します。「なし」を選択した場合、SMTP 認証は使用されず、「ユーザー名」フィールドと「パスワード」フィールドは無効になります。「ログイン」を選択した場合、ユーザー名とパスワードを使用した認証が必要になります。
    • SMTP ホスト: SMTP サーバーの IP アドレス、ホスト名、または完全修飾ホスト名を入力します。これは必須フィールドです。
    • SMTP ポート:デフォルトのポート番号値 25 を受け入れるか、SMTP サーバーのポート番号として別の値を入力します。これは必須フィールドです。
    • ユーザー名:E メール・アカウント用のユーザー名を入力します。これは、SMTP メソッドとして「ログイン」を選択した場合は必須フィールドです。
    • パスワード:E メール・アカウント用のパスワードを入力します。これは、SMTP メソッドとして「ログイン」を選択した場合は必須フィールドです。
    • 確認パスワード:前のフィールドに入力したパスワードを確認します。これは、SMTP メソッドとして「ログイン」を選択した場合は必須フィールドです。
    このステップを完了すると、通知サービスがセットアップされ、作動可能になります。

タスクの結果

通知サービスがセットアップされ、設定に従って構成されました。
注: 通知サービスをアンインストールするには、Task 2239 Uninstall Notification Service を使用して Microsoft Windows プラットフォームからアンインストールするか、Task 2242 Uninstall Notification Service (RHEL) を使用して Linux プラットフォームからアンインストールします。