ベースラインでの複数パッケージのインストール
複数パッケージのベースラインのインストール機能を使用すると、複数の固有パッケージを含む Fixlet を 1 つのベースラインから適用するときに、時間を短縮することができます。
手順
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ベースラインを作成します。
Fixlet サイトの Fixlet を強調表示して、コンテキスト・メニューから「新しいベースラインに追加」を選択します。「ツール」メニューから「ベースラインの新規作成」を選択することもできます。
- オプション: Fixlet を追加する前に「複数パッケージのベースラインのインストール用に Leap 15 パッケージ・リスト・ファイルを削除」タスクを追加します。
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該当する「複数パッケージのベースラインのインストール機能を有効化 (Enable the Multiple-Package Baseline Installation feature)」タスクを追加します。
「このコンポーネントが該当する場合はベースラインも適用可能なコンピューターに該当する (Baseline will be relevant on applicable computers where this component is relevant)」オプションが選択されていないことを確認します。
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目的のパッチ Fixlet をベースラインに追加します。
すべての Fixlet について、「このコンポーネントが関連する適用可能なコンピューター上では、ベースラインが関連します」オプションが選択されていることを確認します。注: 同一パッケージの異なるバージョンに影響する複数の Fixlet をベースラインに追加すると、インストール・タスクは古い方のバージョンのパッケージをスキップし、最新バージョンのみインストールします。
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該当する「複数パッケージのベースラインのインストール (Multiple-Package Baseline Installation)」タスクを、ベースラインの最後に追加します。このタスクにより、以下のいずれかのアクションを適用できます。
- 発生する可能性のある問題を確認するために、パッケージを実際にインストールすることなくインストールのプレビューを実行する。
- すべての RPM を単一の zypper トランザクションでインストールする。
「このコンポーネントが該当する場合はベースラインも適用可能なコンピューターに該当する (Baseline will be relevant on applicable computers where this component is relevant)」オプションが選択されていないことを確認します。
次のタスク
- エンドポイントで登録されているリポジトリーに、対象パッケージと必要なすべての依存パッケージが格納されている必要があります。
- 同じ Fixlet を個別に適用する前に、複数パッケージのインストール方式を使用している Fixlet が、すべての zypper トランザクションを完了し、エンドポイントのステータスを更新するための十分な時間を空けてください。
- 同一エンドポイントに対して、同一サイトから複数のベースラインを実行しないでください。
- 次のサイトに記載されたベースラインのベスト・プラクティスに従ってください。 https://support.hcltechsw.com/csm?id=kb_article&sys_id=d288c2021b098c9477761fc58d4bcbdf
注: ベースラインを適用すると、すべてのパッチ Fixlet の最初のサブアクション・ステータスに、Fixlet が失敗したことが示されます。これは予想された動作です。ベースラインでパッケージをダウンロードおよびインストールするプロセスは、Fixlet アクション・レベルで実行されるのではなく、「複数パッケージのベースラインのインストール (Multiple-Package Baseline Installation)」タスクで実行されます。ベースラインが完了すると、Fixlet のベースライン・サブアクション・ステータスに、各パッチ・インストールの最終状態が反映されます。