ダウンロード・プラグインの使用

ダウンロード・プラグイン、OpenSUSE プラグインは、パッチのベンダーから関連パッケージを直接ダウンロードする実行可能プログラムです。Fixlet は、内部プロトコルを使用してダウンロード・プラグインと通信することで、ファイルをダウンロードします。これらの Fixlet は、ベンダーが作成する更新を基盤としています。

Fixlet が前述のプロトコルを使用できるようにするには、BigFix server でダウンロード・プラグインを登録します。該当するプラグインを登録するには、「ダウンロード・プラグインの管理 (Manage Download Plug-ins)」ダッシュボードを使用します。
注::
  • ダウンロード・プラグインでは、基本認証のみがサポートされます。
  • null エラーを回避するために、BigFix serverBigFix client は必ず同じバージョンにしてください。
1. OpenSUSE Leap 15 ダウンロード・プラグイン
ダウンロード・プラグイン名 適用可能サイト
OpenSUSE プラグイン OpenSUSE Leap 15.4 および 15.5 用パッチ

OpenSUSE プラグインは、ベンダーの Web サイトから BigFix サーバーにパッチを直接ダウンロードしキャッシュします。これにより、パッケージ依存関係の解決およびリポジトリーに対するサポートの正確性と信頼性が向上します。

ダウンロード・プラグインは拡張性および堅牢性が非常に高く、以下のようなことを可能にします。
  • ユーザーによる拡張が可能なリポジトリー・リストを通じて、使用可能なリポジトリーをカスタマイズする。
  • インストールおよび依存関係解決の対象を、出荷時にサポートされているリポジトリーだけでなく、すべてのリポジトリーに簡単な操作で拡張できる。
  • お客様やサービス・チームが簡単に機能を拡張できる。
これにより、大量のパッケージをダウンロードする際のパフォーマンスも向上するため、結果としてパッチ適用のターンアラウンド・タイムを短縮できます。