サンプル計画: Microsoft Exchange 2007 メールボックス・クラスター - ミドルウェアのパッチ適用

このサンプル計画では、メールボックス・クラスター内の Microsoft Exchange 2007 ミドルウェアへのパッチ適用を自動化します。この計画は、2 ノード・クラスター内の Microsoft Exchange 2007 へのパッチ適用を自動化するよう設計されています。自動化はクラスター内のノードごとに 1 つずつ、2 つのフェーズで実行されます。ステップ 1 から 7 については、クラスター内の 1 つ目のノードにパッチが適用されます。その後これらのステップは、クラスター内の 2 つ目のノードにあるステップ 8 から 14 に複製されます。クラスターはパッチ処理中常に稼働状態にあり使用可能です。自動化の各フェーズにおいて、プレースホルダー・ステップを FixletTask、または Baseline に置換して Microsoft Exchange にパッチを適用します。すべてのサンプル計画は読み取り専用です。サンプル計画を使用するには、計画をコピーし、名前を付け直してから要件に従って Fixlet、タスク、またはベースラインを使用してプレースホルダー Fixlet を更新する必要があります。

始める前に

このサンプル計画を実行する前に、すべてのターゲット・エンドポイントで以下の Tasks を実行する必要があります。
  • 123 Install IBM Exchange Cluster Manager Service
  • 110 Install Windows Cluster Control Application

このタスクについて

このサンプル計画は、2 ノードの Microsoft Exchange 2007 メールボックス・クラスターへのパッチ適用を自動化する方法を示しています。パッチ処理はノードごとに 1 つずつ、2 つのフェーズで構成されています。コピーした計画は、ノード数の異なるクラスター用に変更できます。たとえば、3 ノード・クラスターに対するパッチ適用を自動化する計画が必要な場合は、クラスター内の 3 つ目のノード対してさらに 7 つのステップ、つまりステップ 1 から 7 の複製を追加します。

サンプル Automation Plan を使用するには、以下のステップを実行します。

手順

  1. サーバー自動化ドメインを開きます。
  2. ドメイン・パネルのナビゲーション・ツリーで「自動化プラン」をクリックします。
  3. Automation Plans ダッシュボードで、計画 ID に「170」と入力してサンプル計画を検索し、Enter キーを押します。
  4. Automation Plans のリストからサンプル計画を選択します。「コピー」をクリックして Automation Plan をコピーし、名前を入力して作成したコピーを保存します。
  5. コピーした計画を実行するには「アクションの実行」をクリックします。
  6. ステップ 1 から 7 については、クラスター内の最初のノードを対象とします。必要に応じて「ステップと同じ対象を使用」オプションを使用することができます。プレースホルダー Fixlet を Microsoft Exchange のパッチ適用に使用する FixletTask または Baseline に置き換える必要があります。
  7. ステップ 8 から 14 については、クラスター内の 2 つ目のノードを対象とします。必要に応じて「ステップと同じ対象を使用」オプションを使用することができます。プレースホルダー Fixlet を Microsoft Exchange のパッチ適用に使用する FixletTask または Baseline に置き換える必要もあります。
  8. 「OK」をクリックして、計画を実行します。