サンプル計画: Microsoft® SQL Server 2012 以降のクラスター - ミドルウェアのパッチ適用

このサンプル計画は Microsoft® SQL Server 2012 および Microsoft® SQL Server 2014 クラスターへのパッチ適用を自動化します。この計画は Microsoft® SQL Server 2012 または Microsoft® SQL Server 2014 の 2 ノード・クラスターへのパッチ適用を自動化するよう設計されています。自動化はクラスター内のノードごとに 1 つずつ、2 つのフェーズで実行されます。ステップ 1 から 7 については、クラスター内の 1 つ目のノードにパッチが適用されます。その後これらのステップは、クラスター内の 2 つ目のノードにあるステップ 8 から 14 に複製されます。クラスターはパッチ処理中常に稼働状態にあり使用可能です。自動化の各フェーズにおいて、プレースホルダー・ステップを FixletTask、または Baseline に置換して Microsoft® SQL Server にパッチを適用します。すべてのサンプル計画は読み取り専用です。サンプル計画を使用するには、計画をコピーし、名前を付け直してから要件に従って Fixlet、タスク、またはベースラインを使用してプレースホルダー Fixlet を更新する必要があります。

このタスクについて

このサンプルは、2 ノードの Microsoft® SQL Server 2012 または Microsoft® SQL Server 2014 クラスターのパッチ適用を自動化する方法を示しています。パッチ処理はノードごとに 1 つずつ、2 つのフェーズで構成されています。コピーした計画は、ノード数の異なるクラスター用に変更できます。たとえば、3 つのノード・クラスターへのパッチ適用を自動化する計画が必要な場合、クラスターの 3 つ目のノードのためにステップ 1 から 7 の複製の 7 ステップを追加します。

パッチ処理の各フェーズでは、以下のアクションを実行します。
  • パッチ適用前のステップ、すべてのグループをノードから移動し、ノードを一時停止
  • クラスター内のリソースの所有者としてノードを使用できないようにする
  • ノードの再開
  • パッチ Fixlets、タスク、またはベースライン - 要件に応じてプレースホルダーを置き換える必要があります
  • エンドポイントの再起動
  • クラスター内のリソースの所有者としてノードを使用可能にする
  • パッチ適用後のクリーンアップ・ステップ

サンプル Automation Plan を使用するには、以下のステップを実行します。

手順

  1. サーバー自動化ドメインを開きます。
  2. ドメイン・パネルのナビゲーション・ツリーで「自動化プラン」をクリックします。
  3. Automation Plans ダッシュボードで、計画 ID に「351」と入力してサンプル計画を検索し、Enter キーを押します。
  4. Automation Plans のリストからサンプル計画を選択します。「コピー」をクリックして Automation Plan をコピーし、名前を入力して作成したコピーを保存します。
  5. 「アクションの実行」をクリックしてコピーした Automation Plan を実行します。
  6. ステップ 1 から 7 については、クラスター内の最初のノードを対象とします。必要に応じて「ステップと同じ対象を使用」オプションを使用することができます。プレースホルダー FixletMicrosoft® SQL Server のパッチ適用に使用する FixletTask、または Baseline に置き換える必要があります。
  7. ステップ 8 から 14 については、クラスター内の 2 つ目のノードを対象とします。必要に応じて「ステップと同じ対象を使用」オプションを使用することができます。プレースホルダー FixletMicrosoft® SQL Server のパッチ適用に使用する FixletTask、または Baseline に置き換える必要があります。