Remote Control サーバー・インストール・タスクの作成

Remote Control サーバー・インストーラー・ウィザードを使用して、リモート・コントロール・サーバーをインストールするインストール・タスクを作成できます。

このタスクについて

このタスクを Windows™® システムまたは Linux™ (Red Hat および SUSE) システムで実行して、完全に機能する自己完結型の Remote Control サーバーを、以下のいずれかのコンポーネント設定でインストールします。

WebSphere® Application Server Liberty Profile バージョンおよび Derby データベースを備えた Remote Control サーバー。
WebSphere® Application Server Liberty Profile バージョンおよび以下のいずれかのデータベースを備えた Remote Control サーバー。
- IBM DB2 11.5 仮想プロセッサー・コア (VPC)。
- Oracle 11g、12c、または 19c。
  Oracle データベースを使用する場合、Oracle 11g ドライバーを使用している場合は、trc.properties ファイルで oracle.increment.keys.off=1 を設定してください。サーバー・サービスを再起動します。
- Microsoft SQL Server 2008、2012、2014、2016、2017、2019、または 2022。
  バージョンが 6.3 以上の JDBC ドライバーを使用する必要があります。古いバージョンでは、TLS1.2 または JRE8 はサポートされません。
  MS SQL データベースを使用する場合、Windows™ 認証はサポートされません。ドメイン・ユーザーを使用してログインすることはできません。混合モード認証を使用し、データベースに接続するための SQL ユーザーを作成する必要があります。

注:

DB2®、MS SQL、または Oracle データベース・オプションを選択する場合は、サーバー・インストール・タスクを実行する前に、データベースをインストールして、データベース・インスタンスを作成しておく必要があります。
DB2® 9.7 GA バージョンを使用する場合、DB2® には生成されたキー値で NULL 値が返されるという問題があるため、DB2® 9.7 フィックス・パック 1 にアップグレードする必要があります。

Remote Control サーバー・インストーラー・ウィザードにアクセスするには、以下のステップを実行します。

手順

Remote Control ナビゲーション・ツリーで、「設定の管理」 > 「Remote Control サーバー・インストーラー・ウィザード」を選択します。
以下のいずれかのオプションを使用して、構成値を設定します。
「既存のタスクから設定を読み込む」
ウィザードは最初はサーバー構成のデフォルト値を表示しますが、これらの値は要件に合うように変更できます。以前に保存した設定をロードするには、以下の手順を実行します。
1. 「既存のタスクから設定を読み込む」をクリックします。
2. 「ウィザードの Fixlet」画面で、タスクを選択します。
3. 「Fixlet を使用してウィザードを読み込み」をクリックします。構成値がウィザードにロードされます。
4. 新しい構成タスクの作成の手順に従い、新しい構成タスクを作成します。
「デフォルト値にリセット」

この機能を使用すると、すべての選択をクリアし、ウィザード内の値をデフォルト構成値に戻すことができます。

新しい構成タスクの作成
ご使用のデータベースに該当する手順に従ってください。
- Derby のインストール。詳しくは、次を参照してください: デフォルト・サーバー構成の作成
- DB2®。詳しくは、次を参照してください: DB2 サーバー構成の作成
- MSSQL.詳しくは、次を参照してください: MS SQL サーバー構成の作成
- Oracle。詳しくは、次を参照してください: Oracle サーバー構成の作成