Remote Control コンポーネントのデプロイ

Remote Control ナビゲーション・ツリーの「デプロイメント」ノードには、オペレーティング・システム固有のサブノードがあります。これらのサブノードの中に、リモート・コントロール・セッションを確立するために必要なコンポーネントをインストールできます。また、コマンド・ラインを使用してターゲットに接続するために使用できるユーティリティーもインストールできます。ご使用のオペレーティング・システムに該当するノードを選択します。
注: Remote Control コンポーネントは、インストール・ファイルを使用してインストールすることもできます。詳しくは、BigFix® Remote Control インストール・ガイド を参照してください。
コントローラー
Remote Control サーバーへのアクセス権限を持っていない場合は、リモート・コントロール・セッションを開始するコンピューター上にコントローラー・コンポーネントをインストールする必要があります。
ターゲット
ターゲット・コンポーネントは、リモート・コントロール・セッション時に制御されるコンピューター上にインストールする必要があります。Remote Control では、2 つの方法でターゲット・コンポーネントをインストールできます。P2P セッションまたは管理対象セッションのターゲットをインストールできます。この 2 つのセッション・タイプについては、『Remote Control で使用される用語の定義』で説明されており、『BigFix® Remote Control コントローラー・ユーザーズ・ガイド』では、より詳細に説明されています。
注: Remote Control サーバーを使用する方法では、ご使用の環境に Remote Control サーバーをインストールする必要があります。
CLI ツール
コマンド・ライン・ツールには、コマンド・ラインから実行できる 2 つのユーティリティーが含まれています。これらのユーティリティーを使用すると、ターゲットとのリモート・コントロール・セッションを開始したり、ターゲット・ユーザーによる操作なしにターゲット・システムでコマンドを実行したりできます。これらのツールは、Remote Control サーバー・インターフェースにアクセスせずにターゲットに接続する場合に役立ちます。また、これらをスクリプトで使用して、複数のコマンドを自動的に実行することもできます。
注: CLI ツールをインストールするには、アクセス権限がある Remote Control サーバーの URL が必要です。
ゲートウェイ
ターゲット、コントローラー、およびサーバーが、相互に直接接続できない別々のネットワーク上にある場合は、ゲートウェイ・サポートをインストールし、構成することができます。ゲートウェイ・サポートを使用して、これらの接続が確立されるようにネットワークを構成します。
ブローカー
インターネット上の企業ネットワークの外側にあるターゲットを使用する場合は、ブローカー・コンポーネントをインストールします。ブローカー・コンポーネントは、インターネット経由のリモート・コントロール・セッションでコントローラーとターゲットの間に接続を確立するために使用されます。