MS SQL サーバー構成の作成
MS SQL データベースを使用するサーバー・インストール構成を作成できます。Remote Control サーバーをインストールする前に、ローカル側またはリモート側でデータベースをインストールして、データベース・インスタンスを作成する必要があります。
このタスクについて
MS SQL サーバー構成タスクを作成するには、以下のステップを実行します。
手順
- 関連するオペレーティング・システムを選択します。
- Remote Control サーバーがインストールされるインストール・ディレクトリーを入力するか、提示されているデフォルトを受け入れます。
- 関連する MS SQL バージョンを選択し、関連するデータベース・パラメーターを入力します。
- 「データベース・サーバーのアドレス」
- データベース・サーバーの IP アドレスまたはホスト名。注: MS SQL が Windows™ システム上にローカルにインストールされている場合のみ、127.0.0.1 を使用できます。
- 「データベース接続に使用するポート番号」
- MS SQL がインストールされているポート。
- 「使用するデータベース名」
- Remote Control サーバーで使用されるデータベースの名前を指定するか、提示されているデフォルトを受け入れます。
- 「データベース管理者のユーザー ID」
- データベースにログオンするときに使用する管理者ユーザー ID を指定します。このユーザー ID は、データベースへの管理アクセス権限を持っている必要があります。
- 「データベース管理者のパスワード」
- データベースに接続するための管理者パスワードを指定します。
- 「JDBC ドライバーへのパス」
- MS JDBC Java ファイルへのパスを指定します。使用している MS SQL データベースのバージョンに応じて、
mssql-jdbc-X.X.X.jre8.jarファイルを使用する必要があります。 - 「ローカルの場合、データベースを作成」
- MS SQL がローカル環境にインストールされている場合は、インストール中にブランク・データベースを作成することを選択できます。
- 「ローカルの場合、既存のデータベースをドロップ」
- MS SQL がローカルにインストールされている場合は、データベースをドロップして新規データベースを作成することを選択できます。リモート・データベースを使用する場合、データベースのドロップを選択しないでください。
- 「新規データベースの場所 (ディレクトリーが存在している必要があります)」
- データベースのインストール・パスを指定します。インストール済み環境がローカルであり、データベースの作成を選択した場合は、管理ユーザーがこの処理を行うための適切な権限を持っていなければなりません。
- Linux™ システム。
- 管理ユーザー ID が読み取り権限および書き込み権限を持つディレクトリーを指定します。
- Windows™ システム。
- 既存のディレクトリーを指定します。
-
サーバー・インストール・パラメーター値を入力します。
- 「デフォルトでターゲットの URL に HTTPS を使用」
- ターゲットが HTTPS サーバー URL を使用してサーバーと通信する場合、このオプションを選択します。trc.properties ファイル内の enforce.secure.endpoint.callhome プロパティーと enforce.secure.endpoint.upload プロパティーも true に設定されています。これを選択しない場合は、HTTP URL が使用されます。HTTPS によるログオンおよび Web ポータルへのアクセスを有効にする enforce.secure.web.access、 enforce.secure.weblogon、および enforce.secure.alllogon プロパティーは、どれを選択するかにかかわらず、すべてデフォルトで True に設定されています。これらのプロパティーについて詳しくは、セキュア環境の設定 」を参照してください。新規インストールではこのチェック・ボックスはデフォルトで選択されています。注: HTTPS の場合は、「Websphere サーバーのアドレス」フィールドで完全修飾ドメイン名を使用する必要があります。
- 「セキュア登録トークンを使用してターゲットを登録する」
- セキュア・ターゲット登録機能を有効にするにはこのオプションを選択します。この機能により、無許可のターゲットは Remote Control サーバーに登録できなくなります。HTTPS as Default for Target URLオプションも選択していることを確認してください。セキュア登録について詳しくは、セキュア・ターゲット登録の有効化を参照してください。
- WebSphere® サーバーのアドレス。
- Remote Control サーバーの完全修飾名。例えば、
trcserver.example.comです。注: 完全修飾名を入力してください。この名前を使用して、ターゲットが初めてサーバーに接続するときにそのターゲットに渡される URL を trc.properties ファイル内に作成します。完全修飾名が誤っていると、 ターゲットが次にサーバーに接続するときに正常に接続できない可能性があります。 - 「URL の Web パス」
- サーバー URL の Web パスを指定します (http://trcserver.example.com/webpath)。例えば、
trcです。 http://trcserver.example.com/trc - 「HTTP ポート」
- サーバーのポートを指定します。デフォルトは 80 です。
- HTTPS ポート
- SSL を使用する場合は、ポートを指定します。デフォルトは 443 です。
- 「管理者の電子メール」
- 管理者の電子メール・アドレスを指定します。例:
admin@company.com注: Remote Control サーバー内で電子メール機能を使用するには、メール・サーバーがインストールされている必要があります。電子メールの有効化について詳しくは、「BigFix® Remote Control インストール・ガイド」を参照してください。 - 「FIPS を有効にする」
- サーバーで FIPS 準拠性を使用可能にするには、これを選択します。FIPS 準拠の有効化について詳しくは、BigFix® Remote Control インストール・ガイドを参照してください。
- NIST SP800-131A 準拠性を使用可能にする (FIPS を使用可能にする) (Enable NIST SP800-131A compliance (Enables FIPS))
- すべての暗号機能について NIST SP800-131A 準拠のアルゴリズムと鍵強度を使用する場合は、このオプションを選択します。NIST SP800-131A 準拠の有効化について詳しくは、「BigFix® Remote Control インストール・ガイド」を参照してください。
- 「一部の Web パラメーターを調整する」
- 追加のポート値を設定するには、このオプションを選択します。
- 以下のステップを実行して、構成を保存します。
- 「サーバー・インストール・タスクの作成 (Create Server Installation Task)」をクリックします。
- タスクに関連する情報を入力して、「OK」をクリックします。