デフォルト・サーバー構成の作成

このタスクについて

デフォルト・サーバー構成を使用して、Remote Control のインストールの一部として含まれている組み込み Derby データベースをインストールし、使用します。データベースは、ローカルにインストールされます。デフォルト・インストール・タスクを作成するには、以下のステップを実行します。

手順

  1. 関連するオペレーティング・システムを選択します。
  2. Remote Control サーバーがインストールされるインストール・ディレクトリーを入力するか、提示されているデフォルトを受け入れます。
    注: WebSphere® Application Server は、名前に非英語文字が含まれているディレクトリーにはインストールできません。このインストールでは、組み込みバージョンの WebSphere® Application Server がインストールされます。そのため、英語以外の文字が含まれていないインストール・ファイルの宛先を選択する必要があります。
  3. 「Derby」を選択し、関連するデータベース・パラメーター値を入力します。
    「使用するデータベース名」
    Remote Control サーバーで使用されるデータベースの名前を指定するか、提示されているデフォルトを受け入れます。
  4. サーバー・インストール・パラメーター値を入力します。
    「デフォルトでターゲットの URL に HTTPS を使用」
    ターゲットが HTTPS サーバー URL を使用してサーバーと通信する場合、このオプションを選択します。trc.properties ファイル内の enforce.secure.endpoint.callhome プロパティーと enforce.secure.endpoint.upload プロパティーも true に設定されています。これを選択しない場合は、HTTP URL が使用されます。HTTPS によるログオンおよび Web ポータルへのアクセスを有効にする enforce.secure.web.accessenforce.secure.weblogon、および enforce.secure.alllogon プロパティーは、どれを選択するかにかかわらず、すべてデフォルトで True に設定されています。これらのプロパティーについて詳しくは、セキュア環境の設定 」を参照してください。新規インストールではこのチェック・ボックスはデフォルトで選択されています。
    注: HTTPS の場合は、「Websphere サーバーのアドレス」フィールドで完全修飾ドメイン名を使用する必要があります。
    「セキュア登録トークンを使用してターゲットを登録する」
    セキュア・ターゲット登録機能を有効にするにはこのオプションを選択します。この機能により、無許可のターゲットは Remote Control サーバーに登録できなくなります。HTTPS as Default for Target URLオプションも選択していることを確認してください。セキュア登録について詳しくは、セキュア・ターゲット登録の有効化を参照してください。
    WebSphere® サーバーのアドレス。
    Remote Control サーバーの完全修飾名。例えば、trcserver.example.com です。
    注: 完全修飾名を入力してください。この名前を使用して、ターゲットが初めてサーバーに接続するときにそのターゲットに渡される URL を trc.properties ファイル内に作成します。完全修飾名が誤っていると、 ターゲットが次にサーバーに接続するときに正常に接続できない可能性があります。
    「URL の Web パス」
    サーバー URL の Web パスを指定します (http://trcserver.example.com/webpath)。例えば、trc です。 http://trcserver.example.com/trc
    「HTTP ポート」
    サーバーのポートを指定します。デフォルトは 80 です。
    HTTPS ポート
    SSL を使用する場合は、ポートを指定します。デフォルトは 443 です。
    「管理者の電子メール」
    管理者の電子メール・アドレスを指定します。例: admin@company.com
    注: Remote Control サーバー内で電子メール機能を使用するには、メール・サーバーがインストールされている必要があります。電子メールの有効化について詳しくは、「BigFix® Remote Control インストール・ガイド」を参照してください。
    「FIPS を有効にする」
    サーバーで FIPS 準拠性を使用可能にするには、これを選択します。FIPS 準拠の有効化について詳しくは、BigFix® Remote Control インストール・ガイドを参照してください。
    NIST SP800-131A 準拠性を使用可能にする (FIPS を使用可能にする) (Enable NIST SP800-131A compliance (Enables FIPS))
    すべての暗号機能について NIST SP800-131A 準拠のアルゴリズムと鍵強度を使用する場合は、このオプションを選択します。NIST SP800-131A 準拠の有効化について詳しくは、「BigFix® Remote Control インストール・ガイド」を参照してください。
    「一部の Web パラメーターを調整する」
    追加のポート値を設定するには、このオプションを選択します。
  5. 以下のステップを実行して、構成を保存します。
    1. 「サーバー・インストール・タスクの作成 (Create Server Installation Task)」をクリックします。
    2. タスクに関連する情報を入力して、「OK」をクリックします。

タスクの結果

これで、作成したタスクは「Remote Control サーバー・インストーラー・タスク」サブノードのリスト・パネルに表示されます。
サーバー・インストーラー・タスク