VMware ESXi イメージのベア・メタル・プロファイルの作成
VMware ESXi ベア・メタル・プロファイルをターゲット上に作成してデプロイできます。
VMware イメージ (.LIM) を選択し、「ベア・メタル・プロファイルの作成」をクリックします。
選択したイメージから取得された情報を含むウィザードが表示されます。

必須フィールド:
- 表示名
- 選択したイメージから作成されたベア・メタル・プロファイルの名前。デフォルトでは、イメージと同じ名前になります。
- イメージ・キーボードのロケール
- オペレーティング・システムのイメージ・キーボードのロケールを選択します。
- ホスト名のルール
- ターゲットのホスト名、コンピューター名、完全なコンピューター名の作成に使用されるホスト名のルールを指定してください。以下の形式で値を指定できます。
- 1 つのプレフィックス。
- 1 つのプレフィックスと 1 つ以上の変数。
- 1 つ以上の変数。
[variable]の形式で指定する必要があります。各変数は、連結することができます。指定できる変数は、以下のとおりです。- [IP] - PXE ブートを実行した 1 次インターフェースの IP アドレス
- [MAC] - PXE ブートを実行した 1 次インターフェースのハードウェア・アドレス
- [UUID] - DMI (SMBIOS) で検出されたシステム UUID
- [SN] - DMI (SMBIOS) で検出されたシリアル番号
- [AT] - DMI (SMBIOS) で検出された資産 TAG
- [BBSN] - DMI (SMBIOS) で検出された基本ボード・シリアル番号
各変数キーワードでは範囲の拡張機能がサポートされており、その情報の一部のみを含めるようにすることができます。範囲は、ゼロの値から開始します。値 [IP3] は、IP アドレスの最後のバイトに該当します。IP アドレスのバイトは、ドットで区切られています。例えば、
pc-[IP3]のホスト名のルールを指定して、ターゲットの IP アドレスが192.168.0.232である場合、ホスト名はpc-232となります。[IP0-2]を指定すると、IP アドレスの最初の 3 バイトが組み込まれます。SN、UUID、AT、および BBSN の値の場合、範囲はサブストリングに該当します。範囲の末尾にRを追加して、指定した最後の文字から開始することもできます。ドットは、最終的なストリングで IP アドレスから必ず削除されます。 - ルート・パスワード
- ターゲット・システムのルート・パスワードを指定します。確認のために 2 回入力するように求められます。
オプション・フィールド:
- デプロイメント・パスワード
- デプロイメント・パスワードを入力すると、デプロイメント時にプロファイルが保護されます。保護されたプロファイルは、ターゲットでプロンプトが表示されたときに正しいパスワードを入力した場合のみインストールされます。
- 自動インストールのタイムアウト (秒)
- 値を秒単位で指定すると、ターゲット・マシンでの PXE ブート時にカウンターが開始され、指定された時間が経過すると、ターゲット上にプロファイルが自動的にインストールされます。
「手動」タブを使用すると、ウィザードには用意されていない特定の設定を使用して、インストールをカスタマイズできます。カスタマイズしてデプロイメントに含める設定のコメントを外します。

重要:
- VMware ESXi がサポートされるのは、BIOS ターゲットへのデプロイメントの場合のみです。
- タスク 354 によって VMware ESXi ベア・メタル・デプロイメントのターゲットに以前設定されたネットワーク・パラメーターは、すべて無視されます。