セキュリティー構成シナリオ

サポートされる各セキュリティー・シナリオを実現するために BigFix サーバーおよび BigFix Inventory サーバーで有効にする必要があるセキュリティー・オプションについて確認します。

TLS 1.2 および 1.3 プロトコル

TLS 1.2 または TLS 1.3プロトコルを使用するには、以下の構成を実行します。

BigFix Inventory はバージョン 10.0.12 までの HTTPS 受信通信で TLS 1.2 プロトコルのみをサポートします。

バージョン 10.0.13 以降では、BigFix Inventory は HTTPS 受信通信用に TLS 1.2 プロトコルと TLS 1.3 プロトコルの両方をサポートしています。

BigFix Inventory 10.0.13 以降では、<ssl id="defaultSSLConfig" sslProtocol="TLSv1.3"/> 行を installation_directory/wlp/usr/servers/server1/customization.xml ファイルに追加することで TLS 1.3 プロトコルを受信通信に適用できるようになりました。

BigFix Platform バージョン 11 で TLS 1.3 を強制できます。これは、BigFix Inventory バージョン 10.0.9 以降でサポートされています。

FIPS が有効な場合、TLS 1.2 プロトコルのみがサポートされます。TLS 1.2 プロトコルを強制するには、installation_directory/wlp/usr/servers/server1/customization.xml ファイルに <ssl id="defaultSSLConfig" sslProtocol="TLSv1.2"/> 行を追加します。

FIPS 140-2

FIPS 140-2 標準に準拠するには、以下の構成を実行します。この標準について詳しくは、以下を参照してください: 連邦情報処理標準 140-2

SP800-131

SP800-131 標準に準拠するには、以下の構成を実行します。この標準について詳しくは、以下を参照してください: SP800-131 への準拠