ミラー管理

BigFix Patch には、ミラー管理ソリューションのフェイルバック・オプションに役立つ方法が用意されています。

別のディスク上で rootvg ボリュームのミラーリングされたアクティブなコピーを維持することで、ディスク障害の発生時に AIX オペレーティング・システムを確実に連続稼働させることができます。OS パッチの適用時、または適用後に問題が発生した場合、一般的な対処法として、パッチが適用される前にルート・ディスク・ミラーを中断します。
注: 両方向のミラーリングのみサポートされています。
パッチが適用される前にミラーを管理するための以下のソリューションが用意されています。
「AIX 拡張適用ウィザード」の「既存ミラーの中断 (Break existing mirrors)」オプション
フィックス・パックをディスクに適用する前に両方向のミラーリングを中断するには、このオプションを選択します。詳しくは、『新規または既存の代替ディスク・クローンへのテクノロジー・レベルおよびサービス・パックの適用』を参照してください。
「rootvg へのディスクの再ミラー (Re-mirror disk back to rootvg)」タスク (ID # 83)
このタスクを使用して、パッチの適用またはアップグレードが完了して検証されたときに AIX ディスクを再設定します。
このタスクは、「AIX 拡張適用ウィザード」を使用してディスクが中断された場合にのみ有効です。