ダウンロード・プラグインの使用
ダウンロード・プラグインである AIX プラグインおよび AIX プラグイン R2 は、関連パッチをパッチ・ベンダーから直接ダウンロードする実行可能プログラムです。Fixlet は、内部プロトコルを使用してダウンロード・プラグインと通信することで、ファイルをダウンロードします。これらの Fixlet は、ベンダーが作成する更新を基盤としています。
Fixlet がプロトコルを使用できるようにするには、関連するダウンロード・プラグインを BigFix サーバーに登録する必要があります。「ダウンロード・プラグインの管理」ダッシュボードを使用して、適切なダウンロード・プラグインを登録します。
注: ダウンロード・プラグインでは、基本認証のみがサポートされます。
| ダウンロード・プラグイン名 | 適用可能サイト | コンテンツのサポート |
|---|---|---|
| AIX プラグイン | AIX 向けパッチ |
テクノロジー・レベル Service Pack 暫定フィックス (セキュリティー・アドバイザリーおよび「重大な影響/広範囲に浸透」フィックス) |
| AIX プラグイン R2 | AIX 向けパッチ |
サードパーティー・アプリケーション (OpenSSH、OpenSSL) |
注: AIX プラグイン R2 を使用してサード・パーティー・パッケージをダウンロードするには、次の URL をプロキシー・ホワイトリストに含める必要があります。
- https://www.ibm.com
- https://www-01.ibm.com
- https://mrs-ux.mrs-prod-7d4bdc08e7ddc90fa89b373d95c240eb-0000.us-south.containers.appdomain.cloud
- https://mrs-sd-prod-api.c8f8f055.public.multi-containers.ibm.com/*
- https://softwaredownloads-prod.mrs-prod-7d4bdc08e7ddc90fa89b373d95c240eb-0000.us-south.containers.appdomain.cloud
AIX プラグインは Electronic Customer Care (ECC) サービスを使用して AIX 更新を取得します。ECC は fixget ツールの代わりとなるものであり、IBM システムのコード更新にアクセスするための一元的なアクセス・ポイントを提供します。fixget の代わりに ECC を使用すると、フィックス・サーバーの通信と更新のダウンロードに使用する、サポートされるプロトコルに大きな影響を与えます。
BigFix のキャッシング・メカニズムを使用して BigFix server のファイル・セットをダウンロードしてキャッシュするため、後続のデプロイメントでファイル・セットを再利用できます。この方法の場合、Fixlet に対するアクションを実行するたびに同じ一連のファイル・セットをダウンロードする必要がなくなり、時間が大幅に節約されます。
注: ダウンロード・プラグイン・サービスは、BigFix server のみに登録し、BigFix® リレー・コンピューターには登録しないことをお勧めします。