管理対象構成
IT 管理者は、WebUI を介してアップロードされたカスタム・ポリシーを使用して、BigFix Mobile の管理対象 Android デバイスに仕事用アプリケーションをサイレント・インストールし、事前構成を適用できます。
管理対象構成とは、企業の IT 管理者がそのアプリケーションを事前に構成してリモートで管理できるようにする、アプリケーションのプロパティー・セットです。これらの構成は、組織が承認したアプリを仕事用プロファイルにデプロイする場合に特に役立ちます。
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IT 管理者は、管理対象構成をサポートする Android アプリの管理対象構成を表示し、サイレント・モードで設定できます。注: すべての Android アプリがリモート構成をサポートしているわけではありません。アプリ構成キーについては、ソフトウェア・ベンダーの資料を参照してください。
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IT 管理者は、Google Play ストア・アプリの任意の構成タイプ (Android Enterprise フレームワークで定義されている) を設定できます。
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IT 管理者はワイルドカード ($username$ や %emailAddress% など) を設定して、Gmail などのアプリの単一の構成を複数のユーザーに適用できます。
管理対象構成のセットアップについて詳しくは、Android の公式ドキュメント (https://developer.android.com/work/managed-configurations) を参照してください。
Android アプリのサイレント・インストールと管理対象構成の適用
以下のユース・ケースで機能を理解してください。ユース・ケース: Microsoft Outlook アプリをインストールし、メール・アドレス、アカウント名、Exchange サーバー名、ドメインなどの管理対象プロパティーの一部を構成します。
Outlook 構成可能設定のキー値ペアについては、https://docs.microsoft.com/en-us/exchange/clients/outlook-for-ios-and-android/account-setup?view=exchserver-2019#key-value-pairs を参照してください 。
Outlook アプリを構成するためのカスタム・ポリシー JSON の例:
{
"applications": [
{
"packageName": "com.microsoft.office.outlook",
"installType": "FORCE_INSTALLED",
"disabled": false,
"managedConfiguration": {
"com.microsoft.outlook.EmailProfile.EmailAddress": "john.doe@hcl.com",
"com.microsoft.outlook.EmailProfile.EmailAccountName": "John Doe",
"com.microsoft.outlook.EmailProfile.ServerHostName": "outlook.office365.com",
"com.microsoft.outlook.EmailProfile.AccountDomain": "hcl"
}
}
]
}
- ポリシーをデバイスにデプロイする前に、Outlook がインストールされておらず、仕事用プロファイルで構成されていないことを確認してください。
- ポリシーをデプロイした後、Outlook は対象の Android デバイスにインストールされます。Outlook がインストールされているかどうかは、Play ストアから確認できます。
- インストール後、Outlook アプリを開き、「アカウントの追加」をクリックします。
- ポリシーを使用してデプロイされたすべての管理対象プロパティーが、インストール時にサイレント・モードでアプリケーションに設定されていることがわかります。
管理対象構成テンプレート
管理対象構成 iframe をコンソールに追加し、 ApplicationPolicy の managedConfigurationTemplate を介して設定を適用できます。
