Apple モバイル管理

BigFix Mobile を使用すると、iOS および iPadOS デバイスをシームレスに登録できます。

ポリシーとアクションを使用して、MDM に登録された iOS および iPadOS デバイスを以下のようなさまざまな方法で管理できます。
  • モバイル設定とアプリケーションをリモートで管理する
  • セキュリティー・ポリシーを適用して、企業のデータやデバイスへの不正アクセスや共有を防止する
  • 紛失または盗難にあったデバイスの企業コンテンツをリモート・ワイプし、企業データのセキュリティーを確保する
  • デバイスへのアプリの追加と割り当て、アプリ内の企業データの保護、企業アプリの強制インストールなど、アプリをリモートで管理する

証明書

MDM を使用して Apple モバイル・デバイスを管理するには、Apple プッシュ通知サービス が必要です。
重要:
  • WebUI の Modern Client Management ダッシュボード に表示される通知をモニターして、常に有効な証明書を持っていることを確認してください。
  • APN は有効期限が切れる前に更新してください。
  • Apple デバイスを中断することなく継続的に管理するために、

    Apple 登録証明書を最新の状態に保ちます。

プロビジョニング

iOSと iPadOS をプロビジョニングするための MDM プロトコルは、macOS とほとんど同じです。同じ Apple MDM サーバーと同じ Apple MDM プラグインが、3 つのオプションすべてに使用されます。登録時のユーザー・エクスペリエンスは多少異なります。詳しくは、『Apple モバイル・デバイスのプロビジョニング』を参照してください。

リモート・アクション

WebUI を介して、選択した 1 つ以上の MDM 管理対象 iOS および iPadOS デバイスで、ロック、ワイプ、パスコードのワイプ、再起動、シャットダウン、ポリシーの削除、登録解除などのリモート・アクションを実行できます。詳細と手順については、WebUI ユーザー・ガイドの『MCM アクションのデプロイ』セクションを参照してください。

ポリシー

BigFix Mobile を使用すると、macOS デバイスの構成と同様に、iOS および iPadOS デバイスのプロファイルを構成できます。BigFix WebUI を使用して、パスコード・ポリシー、制限ポリシー、App Store アプリ・ポリシー、OS の更新ポリシーの設定を定義できます。

カスタム構成ポリシーを .xml、.mobileconfig、syncML の形式で作成し、WebUI からアップロードすることもできます。
注: カスタム・ポリシーを作成する場合は、設定と形式が有効であることを確認してください。プロファイル・ペイロードと設定の構成について詳しくは、Apple の公式ドキュメントの『 Mobile Device Management Settings』および『Profile-specific Payload Keys』を参照してください。

アプリケーションの管理

BigFix Mobile のアプリケーション管理機能を使用すると、デバイスへのアプリの追加と割り当て、アプリ内の企業データの保護、ユーザー許可が不要な仕事用アプリの強制インストールなど、登録済みのモバイル・デバイス上のアプリケーションを管理できます。

Android アプリ構成は、WebUI から『Apple App Store の関連付けの設定』と『App Store アプリ・ポリシー』を使用して設定できます。

BigFix WebUI から、App Store アプリ・ポリシー を使用してアプリケーション許可を構成できます。これらの許可は、すべてのアプリにグローバルに適用されます。このためには、以下の手順に従います。

  1. Apple App Store (iOS および iPadOS) および Google Play ストア (Android) の関連付けの設定

    アプリ・カタログにアプリをリストし、アプリ・ポリシーに含めます。
  2. App Store アプリ・ポリシーを作成します。
  3. 作成したアプリ・ポリシーをポリシー・グループに追加します。
  4. MDM サーバーにポリシー・グループをデプロイするか、選択したデバイスに直接デプロイします。