コントローラーでの NIST SP800-131A 準拠の有効化

このタスクについて

Windows® オペレーティング・システムおよび Linux® (Intel®) オペレーティング・システム用の IBM® JRE は Remote Control に組み込まれており、 コントローラー・ソフトウェアをインストールするときにインストールされます。

Windows® システムを使用する場合、JRE はコントローラー・パッケージ trc_controller_setup.exe および trc_controller.msi に入っています。Linux®システムの場合、JRE はパッケージ trc-controller-jre-10.x.x.i386.rpmに含まれています。ここで、10.x.x はインストールするバージョンです。これらのパッケージは、IBM® FIPS 認定の暗号プロバイダーと NIST SP800-131A が有効にされた状態で事前構成されている IBM® Java Run-time Environment をインストールします。これらのパッケージは、MIME タイプ application/x-trc-jws および *.trcjws ファイルのファイル関連付けも登録します。

リモート・コントロール・セッション時にコントローラーが FIPS モードと NIST SP800-131A モードのどちらで接続されているか確認するには、「コントローラー・ツール」 > 「セッション情報の表示」をクリックします。暗号化は、FIPS モードが有効な場合は AES FIPS に設定され、NIST モードが有効な場合は TLSv1.2 に設定されます。