カスタム・ルールの作成と管理
9.2.7 以降で使用可能。カスタム・ルールを作成して、ソフトウェア分類のプロセスを自動化することができます。これらのルールは、ルール基準で定義されたアクションを自動的に実行します。例えば、製品にコンポーネントを割り当てるときにカスタム・ルールを作成すると、それ以降に全く同じコンポーネントがディスカバーされたときに、必ずこのルールが適用されます。
始める前に
このタスクについて
- 単一のコンピューターに対して作成された場合はそのコンピューター
- コンピューター・グループに対して作成された場合はそのコンピューター・グループ
- ユーザーが割り当てられているコンピューター・グループ。ユーザーはコンピューター・グループを選択できず、そのユーザーの所属先グループ (複数の場合あり) にのみルールを適用できます。ルールは常に現在のユーザー・グループに適用されます。ユーザーのコンピューター・グループが変更された場合は、ルールの有効範囲が修正されます。制約事項: ユーザーが作成できる固有のカスタム・ルールの数は、現時点では 100 個に制限されています。
アプリケーションの更新 9.2.16 以降では、コンポーネントを抑止するためのカスタム・ルールを作成できます。
手順
- BigFix Inventory にログインし、 に移動します。
-
カスタム・ルールの作成対象となるインスタンスだけが表示されるように、パネルをフィルタリングします。
ヒント: 不整合を避けるために、コンポーネントの正確なバージョンを指定してください。
-
カスタム・ルールは、現在表示されているすべてのインスタンスが選択されている場合にのみ作成できます。フィルタリングされたすべてのインスタンスを選択するには、
Ctrl
+A
またはCMD
+A
(Mac の場合) を押します。 - 製品にコンポーネントを割り当てるか、ソフトウェア計算から製品を除外またはコンポーネントを抑止します。
-
割り当て、除外、または抑止を確定する前に、「カスタム・ルールの作成」チェック・ボックスを選択します。
制約事項: カスタム・ルールの作成とコンポーネントの共有を同時に行うことはできません。これらのアクションは個別に実行してください。
- 「割り当て」、「除外」、または「抑止」をクリックします。
タスクの結果
カスタム・ルールの削除
ユーザーが作成したすべてのカスタム・ルールは「カスタム・ルール」パネルに表示され、ここから削除することができます。「インポートの管理」権限と「ソフトウェア分類の管理」権限を持つすべてのユーザーは、任意のルール (他のユーザーが作成したルールも含む) を追加および削除できます。ユーザーを削除しても、そのユーザーが作成したルールが自動的に削除されることはありません。
このタスクについて
手順
- に移動します。
- 削除するカスタム・ルールを選択して、「削除」をクリックします。