BigFix コンソールを使用したテスト

CIT シグニチャーをテストする Fixlet を使用すると、選択したエンドポイントでカスタム・シグニチャーをテストして、一致するものがあるかどうかを確認できます。カスタム・シグニチャーの作成については、『拡張シグニチャー・テンプレート』を参照してください。

このタスクについて

テンプレートに示されているシグニチャーのように、XML 形式で有効な CIT シグニチャーを準備します。
重要: このタスクは、「ソフトウェア・スキャンの開始」とスキャン結果をアップロードする Fixlet の両方が、選択したエンドポイントで少なくとも 1 回完了した場合に関連しています。CIT シグニチャー・テストを実行する場合、ソフトウェア・スキャンは実行できません。
Fixlet を実行するには、以下のステップを実行します。
  1. Bigfix コンソールにログインします。
  2. 「サイト」 > 「外部サイト」 > 「BigFix Inventory v10」 > 「Fixlet とタスク」の順に移動します。
  3. CIT シグニチャーをテストするよう選択します。
  4. 「単一の有効な CIT シグニチャーを入力」フィールドにシグニチャーを貼り付けます。シグニチャーは 1 つだけ入力します。

    Fixlet は XML 構造が正しいかどうかは検証しますが、シグニチャーの有効性は確認しません。XML 構造が正しくない場合、Fixlet は、問題に関する情報と問題が存在する行とともにエラーを表示します。シグニチャーには、<signature> および <xml> タグを含めてはなりません。

    選択されたコンピューターで、ローカル・ドライブのみがスキャンされます。共有ディスクのスキャンについては、次を参照してください。共有ディスク上のソフトウェアの検出

  5. 基本モードで共有ディスクのスキャンを有効にするには、「リモート共有ディスクをスキャンする」を選択します。基本モードは、単一の共有ディスクが単一のコンピューターまたは数台のコンピューターにマウントされている環境に推奨されます。

    このアクションは、このエンドポイントで実行される「ソフトウェア・スキャンの開始」Fixlet と同じ CPU しきい値 (含まれるディレクトリーと除外されるディレクトリー) を使用します。

  6. 「アクションの実行」をクリックして、スキャンを開始します。
  7. スキャンを開始するコンピューターを選択し、「OK」をクリックして続行します。

アクションを開始するとエンドポイントにシグニチャーが送信され、そこでカスタム・カタログが作成され、ソフトウェア・スキャンが実行されます。Fixlet は、実行時間が 15 分を超えない限り、結果の準備が整うまで実行されます。タイムアウトの設定を編集できます。タイムアウト設定も参照してください。

Fixlet が完了すると、スキャン結果が BESClint/LMT/cit_signature_test フォルダーのエンドポイントで利用可能になり、圧縮アーカイブが BES サーバー上の次の場所で利用可能になります:BES Server \UploadManagerData\BufferDir\sha1\<last 2 digits of computer id>\<computer id>\signatureTest_<computer_id>

結果ファイル:
  • スキャン結果は一致のリストがある <computer_id>_cit.xml ファイルにあります。一致するものがない場合、<MatchedSignatures></MatchedSignatures> タグ間にデータはありません。
  • <computer_id>_citlog.log には、スキャンからのロギング情報が含まれています
  • <computer_id>_citlog.xml には、シグニチャーに問題がある場合は警告が含まれています
  • <computer_id>_catalog.xml には、テスト済みシグニチャーが含まれています
  • catalog_scan_status.info には、スキャンが成功した場合は 1、成功しなかった場合は 0 が情報として含まれています
  • last_catalog_scan_success.info には、最後に成功したスキャンの日付が含まれています
  • cit_test_sw_config.xml には、スキャナーの構成が含まれています
  • runcit_sw.bat / runcit_sw.sh
  • set_shared_disk_scan.sh