手動でテストする

9.2.22 9.2.2 以降で使用可能。シグニチャーの定義対象であるプラットフォームにインストールされた BigFix クライアントを使用して作成した拡張シグニチャーをテストできます。

手順

  1. 検証するシグニチャーのみが含まれるテスト・カタログ・ファイルを作成し、ファイルに extended_signature_test.xml と名前を付けます。
    以下の例は、テスト・カタログ・ファイルを示しています。これには、以下の 3 つの部分が含まれます。ヘッダー、本文、フッター。太字の本文は、使用可能なシグニチャー・テンプレートに基づいてフォーマット設定されています。完全なリストについては、次を参照してください。拡張シグニチャー・テンプレート。
    <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
   <Signatures>
   <Signature guid="EXTENDED SIGNATURE TEST" name="EXTENDED SIGNATURE TEST" type="OtherSignature">                 
     <!-- SIGANTURE BODY START -->
      <Variable name="IS_INSTALLED" export="true">
      <RegKeyExists key="HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\" section="64or32"/>
      </Variable>
      <!-- SIGANTURE BODY END -->                 
    </Signature>
</Signatures>
  2. 次のコマンドを実行して、スキャナーの場所を環境変数に追加します。
    • AIX 
      LIBPATH="/opt/tivoli/cit/bin:$LIBPATH"
                            export LIBPATH
    • HP-UX
      SHLIB_PATH="/opt/tivoli/cit/bin:$SHLIB_PATH"
                            export SHLIB_PATH
    • Linux Solaris 
      LD_LIBRARY_PATH="/opt/tivoli/cit/bin:$LD_LIBRARY_PATH"
                            export LD_LIBRARY_PATH
    • Windows システム
      set Path=C:\Program Files\Tivoli\cit\bin;%Path%
  3. 次のコマンドを実行して、ファイル・システム・スキャナーをリセットします。
    • UNIX システム /opt/tivoli/cit/bin/wscanfs -reset
    • Windows システム "C:\Program Files\Tivoli\cit\bin\wscanfs.exe" -reset
  4. テスト・カタログ・ファイルを使用してスキャンを実行します。
    • UNIX システム /opt/tivoli/cit/bin/wscansw -i extended_signature_test.xml -o output.xml -e warning.xml
    • Windows システム "C:\Program Files\Tivoli\cit\bin\wscansw.exe" -i extended_signature_test.xml -o output.xml -e warning.xml
  5. output.xml ファイルと warning.xml ファイルを確認します。
    1. output.xml で、一致するインスタンスごとに MatchedSignature エレメントが返されていることを確認します。インスタンスが見つからなかった場合、ファイル内に MatchedSignature エレメントは存在しません。
      <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
                            <MatchedSignatures>
                            <MatchedSignature guid="EXTENDED SIGNATURE TEST" name="EXTENDED SIGNATURE TEST" type="OtherSignature">
                            <Variable name="IS_INSTALLED" value="true"/>
                            </MatchedSignature>
                            </MatchedSignatures>
    2. warning.xml ファイル内にエラー・メッセージがないことを確認します。