スキャンの分散によるパフォーマンスの改善

BigFix サーバーから にデータをインポートするときのパフォーマンスは、1 回のインポート中に処理するスキャン・ファイルの数、 使用状況の分析、およびパッケージ分析によって異なります。適切にスキャンをスケジュールしてインフラストラクチャー内のコンピューターに分散することで、 データ・インポートの長さを短縮することができます。

データ・インポートのパフォーマンスを改善するには、以下の指針に従ってください。
コンピューターをグループに分割する
  • のインストール後に、 インフラストラクチャー内のすべてのコンピューターでスキャンを実行することがないようにしてください。BigFix コンソールで、コンピューターを複数のグループに分割し、 まず 1 つのコンピューター・グループからデフォルト・プロパティーを収集してください。BigFix コンソールでコンピューター・グループを作成する方法について詳しくは、次を参照してください。コンピューター・グループ
  • 安定度に基づいてコンピューター・グループを作成することを検討してください。安定した環境では、スキャンの実行頻度を週 1 回未満にすることができます。
別々の時間に実行するようにスキャンをスケジュールする
  • コンピューター・グループごとに別の日にスキャンを実行するようにスケジュールしてください。
  • 複数のグループを同じ日や翌日にスキャンする状況は避けてください。スキャンとデータ・インポートが干渉してしまう可能性があります。
  • スキャンの頻度を低くしてください。ほとんどの場合はインフラストラクチャーを週 1 回スキャンすれば十分です。 これがデフォルトの頻度です。大規模な環境では、 スキャンを自動的に実行するオプションを無効にし、 必要な場合に限って開始することができます。最小のスキャン頻度は月 1 回です。
収集されるデータ量を制限する
  • 初期デプロイの段階、または情報が不要な場合は、ソフトウェアの使用状況の収集を無効にします。詳しくは、下記を参照してください。ソフトウェアの使用状況の収集の無効化
  • スキャン中に収集するコンピューター・プロパティーの数を制限することを検討してください。
スキャンの分散や、アプリケーションのパフォーマンスを向上させるために実行するその他のアクションについて詳しくは、次を参照してください。「パフォーマンスのチューニング」。