BigFix クライアントのインストール

BigFix クライアントを、バックアップ・マシンやリカバリー・マシンを含む、ネットワーク内のすべてのモニター対象のコンピューターにインストールします。

インストール方法

クライアントのインストール方法は、オペレーティング・システムによって異なります。BigFix サーバーを Linux にインストールする場合でも、ネットワークが Windows コンピューターで構成されている場合は、一部のクライアントを Windows にインストールしなければならないことがあります。詳しくは、下記を参照してください。

どちらのインストール方法を選択すればよいかわからない場合は、クライアントを手動でインストールしてください。

追加のインストール要件

  • HP Integrity VM を使用している場合は、仮想マシンとそのホスト・オペレーティング・システムにクライアントをインストールします。
  • Solaris Containers/Zones または Logical Domains (LDOM) を使用している場合は、制御ドメインのグローバル・ゾーンおよびその他のグローバル・ゾーンにクライアントをインストールします。詳しくは、下記を参照してください。Oracle Solaris でのクライアント・インストール

インストール・パッケージ

Passport Advantage®で入手できる BigFix インストール・イメージには、クライアント・インストーラーが含まれています。BigFix® サポート Web ページからクライアント・インストール・パッケージをダウンロードすることもできます。
重要: BigFix インストール・イメージの一部としてインストール・パッケージが用意されているオペレーティング・システムのすべてが、BigFix Inventory でサポートされているわけではありません。詳しくは、下記を参照してください。Detailed System requirements

クライアント対スキャナー

BigFix クライアントは、BigFix プラットフォームに基づいたすべての BigFix 製品に共通のものであり、エンドポイントでさまざまなタスクを実行するために使用されます。このクライアントは、そのホスト名や IP アドレスなどのコンピューター・プロパティーのセットに関する情報を提供します。また、スキャナーをコンピューターにインストールするためにも使用され、Fixlet を使用したスキャナー管理を可能にします。

スキャナーは、BigFix Inventory で使用される独立したコンポーネントです。スキャナーは、インフラストラクチャー内のコンピューターにインストールされているソフトウェアだけでなく、ハードウェアに関する情報を収集します。このデータは、BigFix サーバーに送信されます。その後、データは BigFix Inventory サーバーにインポートできます。

すべての必要なデータが収集されるように、BigFix クライアントのインストールとは別に、モニターするすべてのコンピューターにスキャナーもインストールします。詳しくは、下記を参照してください。ソフトウェア・インベントリーとハードウェア・インベントリーを検出するためのスキャンのセットアップ