レポートおよびログのコマンド (Windows™)
スキャン・ログおよびレポートを生成するには、レポート・コマンドを使用します。
appscan get_logs
構文:
appscan get_logs -d <file_path> -i <scan_id> 説明:
このコマンドはスキャン・ログを生成します。結果として得られる logs.zip ファイル内のデフォルト・ファイルは次のとおりです。
analyzer.logappscan-config.xmlSASTAgent.logscan.manifestscan.manifest.json
必須指定のオプション:
-i:-i <scan_id>と指定します。<scan_id>は、レポートを作成するためのスキャン ID です。
オプションのフラグ/設定:
-d:-d <file_path>と指定します。<file_path>は、ログ・ファイルの作成先の完全修飾パスです。このフラグを指定しない場合、ASoC は、ログ・ファイルを現在の作業ディレクトリーにダウンロードします。
ヒント: オプションはどのような順序でも使用できます。
appscan get_report
構文:
appscan get_report -d <file_path> -f <format> -i <target_id> -locale <locale> -rt <reg_type> -s <scope> -t <type> -title <title> -applyPolicies説明:
このコマンドにより、特定のアプリケーションまたはスキャンのレポート・ジョブがキューに入れられ、ジョブが完了したらそのレポートがダウンロードされます。
必須指定のオプション:
-i:-i <target_id>と指定します。<target_id>は、レポートを作成するためのスキャン ID またはアプリケーション ID です。-s:-s <scope>と指定します。<scope>は、作成するレポートの範囲です。有効なオプションはapplicationまたはscanです。-t:-t <type>と指定します。<type>は、作成するレポートのタイプです。有効なオプションは、issues、security、regulation、またはlicensesです。
オプションのフラグ/設定:
-d:-d <file_path>と指定します。<file_path>は、レポート・ファイルの宛先の完全修飾パスです。このフラグを指定しない場合、レポート・ファイルは現在の作業ディレクトリーにダウンロードされます。-f:-f <format>と指定します。<format>は、要求されるレポートのファイル形式です。有効なオプションは、PDF、HTML、CSV、およびXMLです。このフラグを指定しない場合、デフォルトでは PDF が適用されます。-locale:-locale <locale>と指定します。<locale>は、レポートの地理的ロケールです。このフラグを指定しない場合、デフォルトではnl_enロケールが適用されます。-rt:-rt <reg_type>と指定します。<reg_type>は、生成される特定の規制レポート・タイプのフルネームです。このフラグを使用するには、有効な規制レポート名が必要です。このフラグ値は大文字と小文字が区別されます。規制レポート -rtフラグ値EU 一般データ保護規則 (GDPR) EuGdpr_2016PCI コンプライアンス PCI[米国] DISA の Application Security and Development STIGV5R1 DisaStig[米国] 電子資金振替法 (EFTA) Efta[カナダ] 情報の自由とプライバシー保護法 (FIPPA) Fippa[米国] 医療保険の携行性と責任に関する法律 (HIPAA) Hipaa決済アプリケーションのデータ・セキュリティー標準 Padss[米国] サーベンス・オクスリー法 (SOX) Sox[米国] Federal Information Security Mgmt.Act (FISMA) FismaNIST 特別文書 800-53 NistOWASP Top 10 2017 OwaspTop10_2017CWE/SANS 最も危険なエラー Top 25 Sans25OWASP トップ 10 モバイル 2016 OwaspTop10Mobile_2016国際標準化機構規格 - ISO 27002 ISO27002国際標準化機構規格 - ISO 27001 ISO27001WASC 脅威の分類 v2.0 Wasc-title:-title <title>を指定します。<title>はレポートのタイトルです。このフラグを指定しない場合、デフォルトでは「AppScan セキュリティー・レポート」が適用されます。-applyPolicies: このフラグを使用すると、すべてのアプリケーション・ポリシーがスキャンに適用されます。
ヒント: すべてのコマンドで、オプションは任意の順序で使用できます。