Sametime Premium 機能の管理

ライセンスを持つ Domino ユーザーが使用できる HCL Sametime と HCL Sametime Premium の制限付きチャット機能では、以下のコンポーネントの使用が禁止されています。

このタスクについて

  • ファイル転送へのアクセス
  • 画面キャプチャー
  • 複数のコミュニティー
  • 外部ユーザー
  • 組み込み型のオーディオ/ビデオ機能はありません
  • 外部会議の統合

コンプライアンスを確実にするには、これらの機能もポリシー設定から無効にする必要があります。

HCL は、上記の禁止コンポーネントのリストの改訂や、このサイトの手順、表、その他の関連情報の修正や変更を、予告なしに随時行うことができます。

手順

Sametime 管理者は、以下の手順を実行して、限定版のインストールでサポートされていないクライアント機能の確認および無効化を行います。

  1. Sametime コミュニティー・サーバーの sametime.ini で、以下のパラメーターを確認します。
    • ST_BRANDING_INFO=entry 
    • IMOnly=1
  2. Sametime コミュニティー・サーバーの policies.user.xml ファイルで、以下の項目の「現在の値」を変更します。
    注: 設定はデフォルト用と匿名用の 2 つがあります。少なくとも、ファイル内の最初のエントリーであるデフォルト・ポリシー用の値は変更してください。
    1. デフォルト・ポリシー
    説明
    im.2019, current-value=1 このコミュニティーがデフォルトの 1 次コミュニティーである必要があります。
    im.2011, current-value=0 インストール済みの Sametime クライアントに複数のコミュニティーを追加する機能を無効にします。
    im.2001, current-value=0 Sametime Gateway から外部ユーザーを追加する機能を無効にします。
    im.enableOrganizationTreeView, current-value=0 組織ツリービューを無効にします。
    im.3000, current-value=0 クライアントの一部の統合機能 (オーディオ/ビデオなど) の使用を無効にします。
    im.2009, current-value=0 画面キャプチャーとイメージ転送を無効にします。
    im.2005, current-value=0 ファイル転送を無効にします。
    im.thirdPartyMeetingEnabled, current-value=0 インスタント・ミーティングの招待を無効にします。